こんにちは!

暑いほどやる気が出る男、イヌメンZです!

 

 

 

おかげさまで大好評!!

第5回目を迎えることができました、サイドカーコラムです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回もサイドカーの世界の不思議を

わかりやすく、そして何よりも楽しくお届けしていきます!

 

 

専門的なお話をわかりやすく教えてくれるのは、

パッセンジャーで大活躍中!

おなじみ俺の親友トミーさん!

 

 

 

 

今回もどうぞよろしくお願いします!

 

 

 

 

前回までのコラムはこちらからどうぞ。

 

 


第1回 サイドカーレースに密着!【マシンについて教えて!編】

 

 

 

 

第2回サイドカーレースに密着!【横の人って何やってるの?!編】

 

 

 

 

第3回サイドカーレースに密着!【開幕戦・マシン性能は戦力差?編】

 

 

 

 

第4回サイドカーレースに密着!【直線もヒマじゃない!富士スピードウェイ編】

 

 

 

過去のレポートも是非読んでください☆

 

 

【お出かけレポート】イヌメンZ、憧れのサイドカー見学!

 

 

 

 

【お出かけレポート】イヌメンZの『茂原MOTOWEST-GP 2018』

 


 

 

 

 

今回は岡山国際サーキットモトレヴォリューションにやってきました。

 

このモトレヴォリューションっていうのは

年に一度のサイドカークラス・エキシビジョンレースなんだよ。

しかも関西で観戦できる唯一のチャンス!!

 

岡山国際サーキットの公式HPは<こちら>

 

 

今回はそのレースの模様と、

みんなそろそろ気になってる頃なんじゃないかな?ってことをズバリ聞いてみようと思います!

 

 

 

 

 

 


 

 

お互いにやるべき事をしっかりやってれば信頼関係は付いてくる

 

 

 

 

俺、兵庫県に住んでるから岡山には近いけど岡山国際サーキットは来たことなかったなぁ。

 

そういえば、ここはかつてF1も開催されてアイルトン・セナも走ったサーキットだよね。

各コーナーには往年の名ドライバーの名前がついているくらいのテクニカルコースってことだけど・・・

 

観客席からコースが近くて迫力があるね!!

 

 

*サーキットコースは岡山国際サーキットの公式HPからご確認いただけます

<こちらから>

 

 

 

 

山奥だから近くにコンビニとかないのがちょっと不便といえば不便だけどね。

 

 

どうでも良い話だけど、関係者の間では「落武者の幽霊が出る」って有名なんだよ(笑)

 

 

 

 

ほんと、どうでも良い情報ですね。

 

 

 

 

う・・・タリーちゃん。

仲良くなった証拠とはいえ

いきなりバッサリ切ってきたね(笑)

 

 

知ってる?イヌメンZってファンの一部で

おっさん疑惑と落ち武者疑惑が持ち上がってるんだ。

 

あ、もちろん僕はそんなこと1ミリも思ってないけどね!!

 

 

 

 

トミーさん・・・俺こそバッサリやられたよ(笑)

(関西人としてはおいしいネタとしてもらえるな)

 

 

 

 

 

イヌメン・・・心の声がだだ漏れですよ。

 

 

 

 

 

まぁ、それはさておき話を戻そう。

 

岡山国際サーキットにはスタッフとして来たことがあるんだけど、

自分が走るのは実は初めてなんだよね。

 

だから、「土曜日に30分の練習走行があるからしっかり練習しないと!」

 

 

・・・って思ってたんだけどさぁ。

 

 

 

【土曜日】

雷が鳴っているため、万全の安全を期すためにコースが閉鎖。

 

 

 

 

 

岡山国際サーキットを走ったことがないトミーさんにとっては貴重な唯一の練習日が!!!

 

 

 

 

 

 

 

トミーさん、練習ができないじゃないですか!!

 

 

 

 

嵐を呼ぶ男、イヌメンZだったかー。

 

雨だけなら走れるんだけど、これは仕方ないね。

 

 

 

 

え?俺のせいだったの?!(笑)

 

 

 

 

本当は練習で色々確認してからレースしたいんだけど、

仕方ないから予選で確認して決勝も徐々にペース上げていくしかないね。

 

今日はコース図を見ながら打ち合わせをして温泉入って寝るよ(笑)

湯郷温泉という1200年の歴史を持つ温泉郷が近くにあります)

 

 

 

 

トミーさん、漢らしいです!

 

 

 

 

 

 

【日曜日】

雨は上がったけどコースは乾いているところと濡れているところがある難しい状態。

 

 

 

 

とりあえず、順位は気にせずにコースを確認しながら走ってくるよ。

 

 

 

team OZEKI(大関・冨本組)

 

 

 

結果、teamOZEKIは予選2番手!

 

 

 

 

どんなコースか大体わかったから、

これからドライバーと決勝に向けて打ち合わせしてくるね。

 

 

 

 

打ち合わせの時ってどんな話をするんですか?

 

 

 

 

ドライバーが「もっとここで荷重をかけてほしい」とか、

パッセンジャーからは「ここはもう少しゆっくり動いた方がいい?」とか、

お互いがどう動くのかを確認し合うんだよ。

 

 

 

 

トミーさん、トミーさん、

 

ずばり!ドライバーとパッセンジャー、どっちが偉いの?

 

 

 

 

イヌメン・・・

なんかウズウズしてると思ってたらそんなこと考えてたんですか。

 

 

 

 

あれ?タリーちゃん気にならない?

 

 

 

 

う〜ん、偉いという言い方はしないけど、俺は主役はあくまでドライバーだと思ってるよ。

全てはドライバーが速く走るためにやる事だから。

 

 

 

 

じゃあ、意見が対立したりした時はドライバーの意見が優先なんですか?

 

 

 

 

そういうわけではないよ。

ドライバーの意見がいつも正しいというわけでもないからね(笑)

 

ドライバーにも、パッセンジャーにも、マシンにも限界はあるから、

その中で最も速く確実にゴールに辿り着く方法を一緒に考えるんだ。

 

お互いの実力は見栄を張らずに正直に!

 

 

 

 

 

ドライバーはパッセンジャーの実力も踏まえて走り方を考える。

そしてパッセンジャーは実力の範囲内で最大限ドライバーをサポートするんだよ。

 

 

 

 

もっと熱血というか、

 

「熱い男の友情!」

 

みたいな感じかと思ってたら意外と冷静だね。

 

 

 

 

お互いに「絶対コイツより先にギブアップはしねぇ!」

って意地張り合ってる方が速かったりするかもね(笑)

 

 

よく

「ドライバーを信用してないと絶対乗れないね!」

なんて言われるんだけど、ドライバーだってパッセンジャーを信用してなきゃ速く走れないよ。

 

 

ほら、前回空気抵抗を減らすためにパッセンジャーは前を見ないって話したでしょ?

 

 

 

 

覚えてます。

トミーさんも前見てない、ドライバーの大関さんも伏せてるから見てるか怪しいって言ってました!

 

 

前回のコラムは<こちら>

 

 

 

 

そう、それはドライバーを信用してるからできること。

 

もしパッセンジャーが、マシンの右側にいて欲しい時に左側にいちゃったり、

毎回違う動きをする人だったとしたら、ドライバーは思いっきり走れると思う?

 

マシンがどこに行くかわからないんだよ?

 

 

 

 

ムリ!ムリ!

 

 

 

 

そう、そういうこと。

 

 

仕事と一緒だよ。

 

お互いにやるべき事をしっかりやってれば信頼関係は付いてくる。

 

 

 

 

 

 

上の写真みたいにバックミラーが付いている車両もあって、

これはパッセンジャーの動きを見るためにも使うんだ。

 

パッセンジャーの疲労具合を見て走り方を変えたりもするんだよ。

 

 

 

 

ドライバーもパッセンジャーのことを考えながら走ってるんですね。

 

 

あ!そんな話をしている間に決勝レースの時間ですよ!

トミーさん、いってらっしゃい!

 

 

 

 

 

 

teamOZEKIはホールショット!(1コーナーに最初に飛び込むこと)

 

 

 

team OZEKI(大関・冨本組)

 

 

打ち合わせ通りに徐々にペースを上げながら後続を引き離していきます。

 

 

 

 

team OZEKI(大関・冨本組)

 

 

この区間は左→左→左と曲がった後に右→右→右というレイアウト。

 

 

 

 

タリーちゃん、トミーさんが細かく動いているのがわかる?

これも事前に打ち合わせしているんだよ。

 

 

そして15秒以上引き離してそのままチェッカー!!!

 

すごい!3連勝だ!!

 

 

 

 

 

 

 

team OZEKI(大関・冨本組)

 

 

 

 

 

 

わー!おめでとうございます!(今回は事件が起きなくてよかった)

 

 

 

 

ありがとう!

じゃ、明日は僕たち二人とも仕事があるから先に帰るね!バイバーイ!

 

 

 

 

え?!今から自分達で車運転して帰るの?!

 

 

 

 

タフ過ぎます・・・

 

 

 

 

 

 

 

〈次回へ続く〉

 

 

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★新作おまけマンガ★

 

 

 

 

 

 

WEB漫画にもサイドカーが登場して、みなさんに喜んでいただきました!

 

 

無料のWEB漫画で読んでいただけます☆<こちらから>

 

 

 

 

 

こちらは過去のコラム本文中に登場したイヌメンZの妄想シーンで登場したマンガです。

 

 

 

★さらにおまけマンガ★

 

 

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それではみなさま、次回をお楽しみに♪

 

《写真協力:川野紘史さん》

 

 

 

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大関政広 選手

レーシングサイドカーチームのteamOZEKI代表&ドライバー。

以前はパッセンジャーとして活躍し、世界選手権にもスポット参戦。

世界選手権から帰国したドライバー早川氏とteamOZEKIを結成し、菅生・筑波・富士・鈴鹿・岡山で記録したコースレコードは今も破られていない。

 

ドライバーに転向してからは自身の経験を伝えるべく後継の育成にも力を入れている。

 

 

 

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冨本至高 選手(トミーさん)

イヌメンZのお友達、サイドカーレースのパッセンジャー。

F4クラス(小さいサイドカー)では自身のチームを立ち上げデビューレースでいきなり2位、茂原ツインサーキットのコースレコードホルダー。

 

teamOZEKIには昨年加入し、日々指導を受けながら成長中。

 

56RACINGでは激しいバイク屋さんと一緒になってイヌメンZにちょっかいを出しがち。

 

 

トミーさんのツイッターはこちら → @Tommyniwatori1 

トミーさんのAthlete yellはこちら→   http://www.athleteyell.jp/tomimoto_shikoh/

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JRSA/日本レーシングサイドカー協会

-Facebookページより抜粋-

JRSA/日本レーシングサイドカー協会(Japan Racing Sidecar Association)は、日本の新たなレーシングサイドカー組織として2001年の8月発足いたしました。JRSAは、これまでフルスケールサイズサイドカーにより活動を行ってきたJRSU(Japan Racing Sidecar Union)と、F4ミニサイドカー競技団体であるRKA(Racing Kneeler Association)が統合したものです。JRSUは日本で過去30年余りの歴史を持っているレーシングサイドカー団体でありましたが、これからのF4クラスを含んだサイドカーレース及び選手の活性化させる目的で統合されました。

 

JRSAは、サイドカーモータスポーツを通じてモータスポーツ界及び社会に貢献し、且つ健全な人間育成を推進することを目的としています。

 

 

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