こんにちは、イヌメンZです!
今回のコラムは、以前から何度か紹介させていただいているレーシングサイドカーの世界。
【お出かけレポート】イヌメンZの『茂原MOTOWEST-GP 2018』
今シーズンのサイドカーレースは期待大!大関選手トミー選手の「teamOZEKI」にイヌメンZが密着して、レースの模様をお伝えするコラムも始まるよ!開幕戦は3/31(日)MCFAJ CLUBMAN ROAD RACE筑波大会です!
皆様俺と一緒にサイドカーのレースを応援してくださいネ! pic.twitter.com/StSOeTx1R8— イヌメンZ【公式】 (@inumenz) February 4, 2019
漫画でもサイドカーが登場し、みなさんに喜んでいただきました!
実は、昨年夏にサイドカーレーサーでもある友人のトミーさんに「茂原ツインサーキット」(上のお出かけレポートだよ)へ連れていってもらい、益々興味が湧いてきた俺。
この時はF4クラスと呼ばれる小さなマシンだったけど、やっぱり気になる大きなマシン。
今回のコラムは、パッセンジャーとして活躍中のトミーさんに、わかりやすくマシンについて聞いてみようと思います!
小さいサイドカーもいいけど、まるでロケットみたいな大きいマシンにも憧れちゃうなぁ。
俺も乗り込んでレースに出てみたいなぁ!
F1クラスのことだね。
世界選手権が行われているのもF1クラスなんだよ。
わ!わ!
まるでロケット、ボブスレーにも似てますね。そして低い!
かっこいい〜!!!
日本でも年間4~5戦レースが行われているんだ。
(・・・チラリ)
イヌメンくんの体型だと、パワーのあるクラスの方が向いているかもね。
・・・ちょ、トミーさん
腹を見ないでくださいよ。
でもイヌメン、そもそもどうやって乗るか知ってるんですか?
おなか・・・入りますかね(プッ)
ムッ・・・💢
どうやってって、サイドカーってバイクに側車が付いたものだからバイクと一緒でしょ?
じゃ乗れるんじゃないかな?
俺悪いけど、バイクはプロ並みだぜ?(自称)
(失笑)
じゃあ乗ってみようか?
イヌメン!トミーさんが悪い顔してるわ!
(この笑顔のときは危ないですよ)
謝ってちゃんと教えてもらいましょう!
さすがタリーちゃん。
じゃあまずマシンを見てみようか!
カウルを外すとこんな感じで、エンジンはドライバーの後ろにあるんだ。
このマシンはSUZUKIの1100ccのエンジンを使っているよ。
真ん中を通ってる黒い箱みたいなものがフレーム。
バイクには見えないよね!
タイヤが太い!
太いタイヤは男のロマン!
確かに太い・・・
なんかバイクじゃなくて自動車のタイヤみたいですね?
真横からみると“レーシングカー”みたい!
そうなんだ、サイドカーレース専用のタイヤなんだけど形は自動車用だね。
バイクは車体を傾けて曲がるけど、車体を傾けないサイドカーの走り方は自動車に近いんだ。
この太いタイヤがついたハンドルを操作するのは大変なんだよ。
本当、大変そうだわ。
ふふふ、自慢の腕力の見せ所だね!
腕力に頼ったら1レース走りきれないよ(笑)。
曲がるときは遠心力で身体が外側に引っ張られるから、それに耐えながら操作しないといけないしね。
速く走るコツはアクセル操作でリアタイヤを滑らせて車体の向きを変えることなんだ。
しかし、これがかなり難しい。
難しそう。
ところでドライバーさんも座席がないんですね?
“カウル”が膝の形にくり抜いてあるから、そこに脚をはめて身体が動かないようにしっかりと固定するんだよ。
こんな風に、後ろからみるとすっぽり身体がはまっています。
土下座のような姿勢でカウルに潜り込むから前もほとんど見えないよ。
富士スピードウエイなら250km/h前後は出るんだけど、体感速度はもっと速く感じる。
土下座??
これじゃ前見えないよ??
カウルにおさまりますかね??
イヌメンのボディ。
ふふふ・・・あと左右非対称だから走り出すと車体はとっても不安定なんだ。
思ったより簡単にスピンしちゃうけど、イヌメンは自信あるみたいだし・・・
どう?走ってみる?
え?ちょ!ちょっと!
やっぱりパッセンジャーにも興味あるかなぁ?!
イヌメン、びびりましたね。
ま、その前にマシンにそのウエストが入るかどうかなんですけど…
痩せればいいんでしょ!
思ったよりドライバーが大変そうなので、乗る前から転職を考えはじめたイヌメンZ。
「パッセンジャーは横に乗って掴まってればゴールまで行けるんでしょ?」なんて言ってたら、トミーさんがまた悪い笑顔を浮かべてます。
果たしてパッセンジャーって、楽な仕事なんでしょうか?
〈次回へ続く〉
★おまけマンガ★
それではみなさま、次回をお楽しみに♪
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レーシングサイドカーチームのteamOZEKI代表&ドライバー。
以前はパッセンジャーとして活躍し、世界選手権にもスポット参戦。
世界選手権から帰国したドライバー早川氏とteamOZEKIを結成し、菅生・筑波・富士・鈴鹿・岡山で記録したコースレコードは今も破られていない。
ドライバーに転向してからは自身の経験を伝えるべく後継の育成にも力を入れている。
2001年の世界選手権オーストラリア戦の大関さん(パッセンジャー)
台風直撃のため決勝レースは残念ながら中止になったそうです。
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イヌメンZのお友達、サイドカーレースのパッセンジャー。
F4クラス(小さいサイドカー)では自身のチームを立ち上げデビューレースでいきなり2位、茂原ツインサーキットのコースレコードホルダー。
teamOZEKIには昨年加入し、日々指導を受けながら成長中。
56RACINGでは激しいバイク屋さんと一緒になってイヌメンZにちょっかいを出しがち。
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JRSA/日本レーシングサイドカー協会
-Facebookページより抜粋-
JRSA/日本レーシングサイドカー協会(Japan Racing Sidecar Association)は、日本の新たなレーシングサイドカー組織として2001年の8月発足いたしました。JRSAは、これまでフルスケールサイズサイドカーにより活動を行ってきたJRSU(Japan Racing Sidecar Union)と、F4ミニサイドカー競技団体であるRKA(Racing Kneeler Association)が統合したものです。JRSUは日本で過去30年余りの歴史を持っているレーシングサイドカー団体でありましたが、これからのF4クラスを含んだサイドカーレース及び選手の活性化させる目的で統合されました。
JRSAは、サイドカーモータスポーツを通じてモータスポーツ界及び社会に貢献し、且つ健全な人間育成を推進することを目的としています。
日本レーシングサイドカー協会webページはこちら → ★
JRSA/日本レーシングサイドカー協会Facebookページはこちら → ★
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