ハニー
森の中の大きな湖
さて、長老が教えてくれた『虹色ハチミツ』を
探して、東の地を目指して旅を始めた
キュートビーとワルかったビーの2匹ですが、
森のはずれでハニーの様子を見に来た
ハチミッチーと出くわしました。
「あれ? どこかに行くの?」
ハチミッチーが声をかけてきましたが、
ツンと無視する2匹です。
( ...
怪しい影、報告される
ある朝、ハニーがベットで目を覚ますと、
いつもすぐ近くにいるはずのキュートビー達の
姿が見えませんでした。
胸騒ぎがして、久しぶりにベッドから
起き上がって2匹を探すハニーですが、
見つけることができません。
机の上を見ると電源を切ったはずの
パソコンが動いています。
その画面を見てみると
「ハニ ...
キュートビーたちの決意
寝込んでいるハニーには黙って、
森の長老の呼び出しに応じたキュートビー達。
たくさんの花に囲まれた長老の家へ行くと、
真っ白な髪の毛とヒゲのいかにも『森の長老』が
待ち構えていました。
初めて会う森の長老に緊張が隠せない2匹。
すると長老が静かに口を開きました。
「ハニーは、大丈夫かな?」
  ...
ハニーの笑顔を見たくて
あの事件から一週間。
寝込んだハニーは窓の外を見つめて
ため息ばかり。
悔しそうに時折涙を流しては、ハチミッチーへの
仕返しを考えブツブツ言っています。
キュートビーはとにかくハニーが心配で、
病院へも連れて行きましたが、
「過労というよりストレスでしょう」
と診断されてしまいました。
(もちろ ...
ライバル店の嫌がらせ
「ハニーちゃんのクローバー畑が荒らされている!」
クローバー畑の近くに住む森のお友達から連絡を受けて、
ハニーとキュートビーはクローバー畑に向かいました。
そこには、無残にも踏み荒らされた畑があり、
多くの動物たちが集まっています。
ボロボロになった畑を見てその場に座り込むハニーを
森の動物達が慰めます。
...
そう遠くない未来。
このお話は、人だったり動物だったりが同じ言葉を話して共存する
少しファンタジーな世界でのお話です。
* * *
『ハニービー・カンパニー』は人気店
森の中から、甘い美味しそうな香りがしてきました。
香りをたどると、可愛らしい建物が建っており、
その煙突から甘い香り付きの煙が上っているようです。
...
ハニーも怯むマルビヨの迫力
キイビヨを縛り上げ、母艦ごとバズーガ星を目指すことにしたハニー。
いつの間にかオレビヨの用意した宇宙服を着こなして、
未知なる宇宙への旅にワクワクしていました。
母艦が宇宙へ飛び立って数時間が経過し、窓の外には銀河が広がります。
「あっという間に宇宙ね。ぽちまりちゃんもゼットお兄ちゃんもこの銀河のどこ ...
オレビヨはハニーのいいなり
勢いでキイビヨのいる母艦へやってきたハニーとオレビヨ。
平和的に武器の提供をお願いしたものの、
キイビヨが泣いて嫌がるので、
そのまま強行突破で武器庫までやってきました。
武器庫にはものすごい数の武器が揃っています。
それも、カラフルで可愛いものばかり。
「こんな可愛い ...
武器庫を目指せ!
おてんばハニーとなぜだかハニーに協力的なオレビヨは、
たくさんの武器を保管しているというキイビヨの母艦を目指し、
オレビヨのUFOで移動していました。
「ところで、そのキイビヨの母艦ってどこにあるの?」
ハニーがオレビヨに聞くと、
「台湾です」と、オレビヨ。
...
武器を奪い戦え!
有り余る力を発散するように、
オレビヨを従えてバズーガ星を目指すハニー。
ついこの間クローバー畑を荒らされて
泣いていたハニーだとは思えません。
(あの時も、“悲しくて”ではなく、
“悔しくて”泣いていたので、一緒でしょうか?)
なぜだかわからないけど、宇宙人のはずのオレビヨは
全然怖く感じな ...