オレビヨはハニーのいいなり

 

 

勢いでキイビヨのいる母艦へやってきたハニーとオレビヨ。

平和的に武器の提供をお願いしたものの、

キイビヨが泣いて嫌がるので、

そのまま強行突破で武器庫までやってきました。

 

 

武器庫にはものすごい数の武器が揃っています。

それも、カラフルで可愛いものばかり。

 

「こんな可愛い武器もあるのね! これはどうやって使うの?」

 

2人はキイビヨに武器の使い方を尋ねながら品定めを始めました。

 

「う〜ん。どれも使いやすそうだし、どうしようかなあ・・・」

 

ハニーはそんなことを言いながら悩んでいます。

 

そんなハニーの姿を見ながら

 

「本当にオレビヨ、これはダメだよ〜」

と、涙を流すキイビヨに

 

「大丈夫、ばれないように使うから!」

とオレビヨがなだめています。

 

「そんなことできるわけないよ〜! あのマルビヨだぞ!」

キイビヨは、本当に困っています。

 

そんな2人をよそに、ハニーは突然

「決めた!」

と、声を張り上げました。

 

そして2人の方を振り返り、

「もうこの母艦ごとバズーガ星に行きましょう!」

と笑います。

 

そんなハニーを見てキイビヨはぶっ倒れそうになりながら

 

「無理です〜」と懇願しました。

 

「それは無理です! 私は毎日マルビヨへ連絡を入れなくてはならないし、

そんなことがバレたら本当にどんなことになるか・・・」

 

しかしハニーの決心は固いようで、オレビヨに命令すると

キイビヨは柱にくくりつけられてしまいました。 

 

「さあ! バズーガ星へ行くわよ!」

 

空を指差し、高らかと宣言したハニー。

彼女は今一番イキイキしていて、ついこの間まで

寝込んで泣いてばかりだったとは思えない姿でした。

 

「さあ! いよいよバズーガ星へ行くわよ!」

 

 

 

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