こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。

 

今回ご紹介する作品は『スパイの妻<劇場版>です。

 

こちらの作品、前にご紹介しましたね。

 

※クリックすると、ご紹介記事にリンクします!

 

 

この時、実は私試写会に行きそびれておりまして、紹介動画とプレスシートの情報だけであーだこーだとご紹介していき、最終的には「映画館に絶対観に行きます!」と声高らかに宣言していたのですが、なんと追加の試写会に招待していただきました!

 

 

ありがとうございます!

 

という訳で、今回は『スパイの妻』を観て興奮冷めやらぬタリーちゃんとスタッフハナコが、この作品の魅力をお伝えします!

 

 

 

 


 

 

 

二転三転するストーリーに目が離せません!

 

 

2時間近くあるこの作品ですが、序盤はまだゆっくりとストーリーが進んでいきます。

蒼井優ちゃんの衣装の美しさはもちろん、高橋一生さんの衣装もすばらしいなあなんて思いながら、「この建物はあそこの異人館かな?」なんて思いながらゆったりと観ることができていました。

 

ところが、途中から事態は急転します。

 

満州から帰ってきた夫と甥っ子の様子がおかしい。(あ! 蒼井優ちゃん目線でお届けしています)

 

ネタバレになるので詳しく話せないのですが、一筋縄ではいかないストーリーなんです!

 

 

前回も書いていましたが、あらすじにも書かれているこのキーワード、

 

『満州から連れ帰った謎の女、油紙に包まれたノート、金庫に隠されたフィルム…聡子の知らぬところで別の顔を持ち始めた夫、優作。』

 

まさに謎!

いや、本当に自分の夫がこんなことになってしまったら……?

そう思いながら、ハラハラして観てしまいました。

 

 

さて、主人公である福原夫妻の邸宅として使用された旧グッゲンハイム邸

こちらは実際に何度か行ったことがある(いろんなイベントで使用されることもあるのです)ので、出てきて嬉しかったですね。

 

映画『繕い立つ人』やNHK朝の連続テレビ小説『べっぴんさん』でも使用された有名なロケ地です。

 

他にも神戸税関旧加藤海運本社ビルなども出てきます。

 

 

1940年代のレトロな雰囲気の素敵なインテリアも必見!

主演の2人は上流階級の品のある丁寧な物腰でその素敵なインテリアにマッチ。

ロマンスドールの時と全然違う夫婦像を作っています。

 

 

蒼井優さんで一番注目してほしいところは、最初と最後全然違う雰囲気の演じ分け。

高橋一生さんの印象的なシーンは、衝撃的な事実を知った際の目の動き。

冷静さを装いながら、まぶただけがピクピク動いて、ちょっとした動揺が伝わるのです。すごい!

 

 

ちょっと細かい部分を熱く語ってしまいましたが、どうぞ劇場でご確認ください。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

スパイの妻<劇場版>

 

 

太平洋戦争前夜。

愛と正義に賭けたふたりが

たどり着くのは、幸福か、陰謀かーー。

 

 

一九四〇年。

少しずつ、戦争の足音が日本に近づいてきた頃。

聡子(蒼井優)は貿易会社を営む福原優作(高橋一生)とともに、神戸で洒脱な洋館で暮らしていた。

ある日、優作は物資を求めて満州へ渡航する。

その満州で偶然、恐ろしい国家機密を知ってしまった優作は、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。

満州から連れ帰った謎の女、油紙に包まれたノート、金庫に隠されたフィルム…聡子の知らぬところで別の顔を持ち始めた夫、優作。

聡子は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。

太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく……。

 

 

 

 

 

 

 

=== DATA ===

 

監督:黒沢清

脚本:濱口竜介、野原位、黒沢清

音楽:長岡亮介

出演:蒼井優、高橋一生、東出昌大、坂東龍汰、恒松祐里、笹野高史

配給協力:『スパイの妻』プロモーションパートナーズ

©2020 NHK, NEP, Incline, C&I

 

2020/日本/115分/1:1.85 映倫G

 

https://wos.bitters.co.jp/

 

 

 

10月16日(金)

シネ・リーブル梅田他全国ロードショー!

なんばパークスシネマMOVIX京都神戸国際松竹

 

 

劇場情報はこちらからどうぞ! → 

 

 

 

スタッフハナコオススメのタリーちゃんのステッカーもどうぞ!

タリーちゃんのシネマダイアリー TOPへ