おはようございます、びよびよです。
今日は、お久しぶりの
おすすめ絵本をざしきちゃんとご紹介しようと思います(^ ^)
1ページの文字数は少ないので、1才未満のお子様にももちろん、
小学生への読み聞かせや、なんかちょっと疲れちゃったなって気分の大人のかたにもオススメですよ~
絵本紹介「あな」
作: 谷川俊太郎
絵: 和田誠
発行:福音館書店
ページ:32p
サイズ:26.2mm x 19.4 mm
定価: 900円+税
日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしは穴を掘りはじめた。
掘っている間にいろんな人が声をかけていくがひろしは深く、深くあなを掘り続けた。
子どもも大人も引き込んでしまう世界です。
店長、谷川俊太郎さん好きですよね。
はははー。こちらで紹介するのは2冊目ですもんね。
それはそれは沢山本をだされてるので、とても全部とか読めてませんが
谷川俊太郎さんが紡ぐ言葉のリズム感がとても好きなのです!
音読の楽しさを教えてくれる作家さんのおひとりだと思います。
この絵本はシンプルというか、
男の子があなを堀りはじめてそのあなを埋めるまでのお話がたんたんと進んでますが、
小さなお子さまが反応しそうなイラストが散りばめられてますね。
そうですよね~。
わたしも一番最初はそこも楽しかった!
イモムシの動き、気になりますよね(笑)
なんでわざわざ新しい道つくったのかな、一回掘ったあな進めば楽なのに~とか思いました。
あな掘るのが好きなのかも?
あたしは最初、男の子が掘ったあなにでたとき、どうなるんやろ?とワクワクして見てましたよ。
文章はすごくさらっと読めるしイラストもシンプルなのに、
繰り返し読むとどんどん気になるところが増える感じが好きです。
だから人によって気になるところは絵だったり文章だったりなので、
子供たちに読み聞かせをするといろんな感想が出てきそう。
こどもたちはどんな反応してくれるのか凄い気になる!
それにしても、この男の子は
日曜日の朝、何もすることがなかったから穴を掘り始めるんですよね。
冒頭からいきなりシャベル持ってるし。
それがすごく面白くて(笑)
でも、このあな堀りは
彼にとっては必要な作業で必要な時間だったんでしょうね。
うん、そうですよね。
そして、いきなりあなを堀り始めた息子を止めるでもなく好きにさせるって・・・
ご両親が凄い。
しかもお父さんは応援してます。
動機がよくわからない行動し始めたら止めたり理由を聞きたくなるだろうに見守る。
私は真似できないわー。
絶対理由を聞きそう。
でも、これを読んで
心配して先回りしすぎる自分に気づいて肩の力が抜ける感じがしましたよ。
ふ〜ん、親目線だとそうなんですね。
私は、子どもも
「いつもと違う時間、自分を確認する時間」が必要なんだな~と目からウロコでした。
うんうん、確かに。
いろんな楽しみ方や感想が出てきますよね。
そして、よみおわったあとに表紙と裏表紙をみて、「やられた~」って思いました。
冒頭に書きましたが、この絵本は1歳未満のお子様にも読み聞かせできますが、
ただ、いろんな好奇心や自我が芽生えて
「なんで?!」
ってことをしでかす3〜4歳以降頃からや、
自分と周りの違いを意識し始める小学生の頃に読んであげると
お子様自身がもっと共感して楽しめるのでは、と思います。
是非読んでみてくださいね!
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