おはようございます、びよびよです。

 

今日は、なんだか久しぶりの絵本紹介です!

 

今日の絵本は、小さな子供達への読み聞かせにオススメ!というよりは

少し成長したお子様や大人の方が

ちょっと辛い時、孤独を感じて笑うのを忘れてしまった時にオススメの絵本をご紹介します。

 

 

 


 

 

 

絵本紹介 「モカと幸せのコーヒー」

 

 

モカと幸せのコーヒー

 

 

文・絵: 刀根 里衣

ページ: 25P

サイズ:29.5cm x 22cm

定価: 1500円+税

発行所:NHK出版

 

 

 

心も体も疲れきっていた青年の前に突如現れたのは、

赤いほっぺとつぶらな瞳が印象的な白くて小さいうさぎのモカ。

イライラしていた青年をホッとさせ、幼い頃の気持ちを思い出させてくれたのは、

モカとその仲間たちがつくる幸せのコーヒーだったのです。

 

 

表紙の色といい、カップからひょっこりのぞくウサギといい、

とても優しい印象の絵本ですね。

 

 

でっしょ!?

裏表紙も見て、ざしきちゃん!

 

 

わぁ、可愛い〜♥

カップやポット、角砂糖、それにコーヒー豆にまで

赤い足がちょこんと生えてるじゃないですか。

 

 

キュンってしますよね♪

こんな雑貨欲しい!

 

 

2018年の夏に

イタリアボローニャ国際絵本原画展に行った時に見つけた絵本なんです。

 

内容はあまり見ず、

この可愛さと優しい雰囲気に惹かれて購入しました。

 

 

それにしても・・・

主人公の青年は本当に疲れてますね。

 

 

泣くことも、笑うことも忘れてましたもんね。

確かにそんな時に「笑顔を見せて」とか言われても煩わしいかも・・・。

 

イライラして一度壊してしまった魔法の世界ですが、

すぐに後悔して慌ててモカを探す青年のそばにはちゃんとモカがいた。

 

 

帯にもモカのこのセリフがありますが

 

「だいじょうぶ、泣いていいんだよ。

モカはずっときみのそばにいるよ」

 

こんなこと辛い時に言われたら

肩に入っていた力がスッと抜けてほっとしちゃいます。

 

 

うん、それにモカのニコッと笑った見開きのページが何とも癒される。

実は、買ったはいいけどしばらく読まずに置いてたんです。

 

「なんか疲れたな〜」と感じた時にこの絵本を思い出したのですが、

そんな時に読んだらなんかじんわりしちゃう。

 

私、モカ達に「とりカップ」で幸せのコーヒー入れてもらって

ポカポカしたい!

 

 

 

それ、いいですねぇ。

もちろん、甘めのコーヒーで(^ ^)

 

その時はお団子も一緒にお願いします

 

 

ざしきちゃんとお団子はセットですもんね( ̄▽ ̄)

 

 

 

意外と和菓子とコーヒーの相性もいいですし。

私は断然、コーヒーにはブラックチョコですかねぇ。

 

 

それと、モカの癒しグッズが欲しい!

カップとかソーサーのそばからそっとのぞくモカ。

コーヒー飲むたびに寄り添ってもらうの。

 

 

「そばにいるよ」って言ってもらってるみたいですよね。

(あぁ、さっきから店長の欲望が止まらない・・・笑)

 

 

大人になると頑張らないといけないこと、やらないといけないことが

どんどん増える割に、苦しさを吐き出せる場面が少なく感じます。

 

そんな「苦しい時」、「独りだ」と感じてしまった時に

大事な気持ちを思い出せるきっかけになる絵本じゃないでしょうか。

 

是非あったかいコーヒーを準備して読んでみてくださいね♪

 

 

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