
こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
さて、今回ご紹介する作品は『Summer of 85』です。
こちらの作品、私が言えることは、ただただ美しい作品だということ。
1985年のフランスが舞台の作品ですが、全編フィルムで撮ったいという雰囲気がとてもすてき。
それでは、タリーちゃんと紹介していきます!
美しい青春映画……だけじゃない!
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なに? この美しい話……。
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た、タリーちゃん……?
(あ、この人めちゃくちゃキレイな男子が好きな人だったわ)
タリーちゃん!
作品の紹介始まりました。
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(はっ!)
失礼いたしました!
今回のこの『Summer of 85』ですが、1985年のフランス・ノルマンディーの海辺を舞台にしたたった6週間の恋物語です。
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ノルマンディーって、フランスの北西部。
モン・サン・ミッシェルのある地域です。
海辺の街なんで、ヨットのシーンとか風景が美しい!
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セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックスが、突然の嵐で転覆。
こんな不安しかない状況で、彼を助けてくれたのがヨットで近くを通りかかった18歳のダヴィド。
これがふたりとも美しいんです!
どのシーンを切り取っても絵になるんですよ!
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ああ、タリーちゃんが興奮してしまっている……。
この作品は、ただ美しくひと夏の恋を描いているだけではなく、
なんとなくサスペンス色を取り入れているというか、
構成がなんとなくハラハラするんです。
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「どうして、こんな行動をとったのか?」
という問いに対して、思い返しているシーンがあるんですよね。
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そうそう。
私はそんな構成にやられました。
キラキラした初恋のみずみずしい感じは、ちょっと苦手なもので
実はどうなのかなあと思っていたんですけど。
あっと言う間に引き込まれてしまって。
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そうですね。
単純なストーリではないので、深みがあって引き込まれちゃいます。
それにしても画力がすごいので、是非大きなスクリーンで観てほしい作品です!
アレックスママ、アメリの人やん!
改めまして、ポプコレスタッフ・ハナコです。
先程、タリーちゃんとのご紹介でもお伝えしていましたが、
実は私、キラキラ青春映画がちょっと苦手です。
なので、この作品を観る前はちょっと不安だったんです。
「いやいや! 若いから恋愛に夢中ですけど、もっと大変なことこれからいっぱいありますし!」
って、思っちゃったらどうしようと思って。
ところがそれって取り越し苦労でした。
ここでは、先ほどお話した以外でのスタッフハナコ的ポイントをお伝えします。
<ポイント1>
アレックスのお母さん、見覚えあるなと思ったら、『アメリ』に出てくるいつも調子の悪いカフェのくじ販売の人!
『アメリ』観ていない方はすみません。
「このお母さん、16歳のアレックスの母の割にはちょっとおばさんすぎない〜?」
なんて、穿った見方をしていたのですが、この疲れた感じ、目の下のくま……、
何やら見覚えがあるぞ!
と思って、名前を見てみたらイザベル・ナンティさんその人でした!
<ポイント2>
イギリスから来たという女子・ケイトちゃん、意外とぽっちゃり健康美人!
三角ビキニで80年代ファッションがかわいいケイトちゃん。
立っているときは底まで感じませんでしたが、座ると意外とぽっちゃり……?
スレンダーすぎる俳優さんが多い中、健康的で可愛かったので注目です!
というどうでもいい話をイラストにもまとめてみました。
この作品を観る際には、是非チェックしてくださいね!
Summer of 85
1985年夏、フランス・ノルマンディーの海辺
アレックスとダヴィドが出会い、永遠に別れるまでの6週間
恋する喜びと痛みを知った少年が守ろうとした、あの夏の誓い─
セーリングを楽しもうとヨットで一人沖に出た16歳のアレックスは、突然の嵐に見舞われ転覆してしまう。
そんな彼に手を差し伸べたのは、ヨットで近くを通りかかった18歳のダヴィド。
運命の出会いを果たした二人だが、その6週間後に、ダヴィドは交通事故で命を落としてしまう。
永遠の別れが訪れることなど知る由もない二人は急速に惹かれ合い、友情を超えやがて恋愛感情で結ばれるようになる。
アレックスにとってはこれが初めての恋だった。
互いに深く想い合う中、ダヴィドの提案によって「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」という誓いを立てる二人。
しかし、一人の女性の出現を機に、恋焦がれた日々は突如終わりを迎える。
嫉妬に狂うアレックスとは対照的に、その愛情の重さにうんざりするダヴィド。
二人の気持ちはすれ違ったまま、追い打ちをかけるように事故が発生し、ダヴィドは帰らぬ人となってしまう。
悲しみと絶望に暮れ、生きる希望を失ったアレックスを突き動かしたのは、ダヴィドとあの夜に交わした誓いだった─。

映像も美しいのですが、音楽がまたいいんですよ!
特に印象的だったのが、ロッド・スチュワートの「Sailing」。
騒がしいクラブ(ディスコ?)のシーンに流れ、一気に意識が海に持っていかれました。ステキ!
=== DATA ===
監督・脚本:フランソワ・オゾン
原作:エイダン・チェンバーズ 「おれの墓で踊れ」(徳間書店)
音楽:ジャン=ブノワ・ダンケル
出演:フェリックス・ルフェーヴル、バンジャマン・ヴォワザン、ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、イザベル・ナンティ、フィリッピーヌ・ヴェルジュ、メルヴィル・プポー
2020年製作/100分/PG12/フランス
配給:フラッグ、クロックワークス
8月20日(金)より、 大阪ステーションシティシネマ、 神戸国際松竹、 MOVIX京都、他で公開
劇場情報はこちらからどうぞ! → ★
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