こんにちは。

ポップコレスタッフハナコです。

 

今回ご紹介する作品は「ジェーン B.とアニエス V. 〜 二人の時間、二人の映画。」です。

こちらは、昨年 7 月 16 日に急逝したジェーン・バーキン没後一年を追悼して、1987 年の作品『アニエス V. によるジェーン B.』と『カンフーマスター!』を、デジタルレストア版・新訳日本語字幕版で、「ジェーン B.とアニエス V. 〜 二人の時間、二人の映画。」と題して公開されるものです。

実はジェーン・バーキンの存在は知っていたものの、実際に作品は見たことなかった私。

今回、いい機会として2つの作品を見ることができてよかったです!

 

それでは、タリーちゃんとご紹介していきますね。

 

 


 

 

両作品観た上ではっきり言えるのは、ジェーン・バーキンは美しい!

 

 

今回は、

90分前後の作品2つが同日に公開されるのですが、タリーちゃんはどっちのほうが好きでした?

 

 

『アニエス V. によるジェーン B.』かな?

ストーリーはあってないような印象なんですが、とにかくジェーン・バーキンがいろいろコスプレ? していて、すべてが美しい!

 

 

 

コスプレっていうか、絵画の中に入っている感じで、映画そのものがアート!

40代で、別にシワとかもある感じなのに、とても美しく素敵なジェーンを楽しめる作品でした。

ストーリーとしては、『カンフーマスター!』の方がしっかりある感じだったかな。

ただ、15歳の少年との恋愛はよくわからないけど・・・。

 

 

娘の同級生ですしね。

娘は実の娘である シャルロット・ゲンズブールが演じていたし、相手役の少年は監督の息子。

他にもジェーンの実の両親だったり、身内がたくさん出ているみたい。

 

 

タイトルにもなっている「カンフーマスター」は、日本でいうゲームの「スパルタンX」のこと。

ジェーンの相手役であるジュリアン少年が夢中になっているビデオゲームで、オープニングではジュリアンが道着を着て再現していたりして可愛かった!

 

 

あれ、可愛かったですね。

ただ、ちょっと実際よりも幼く見えちゃうけど。

 

 

作中では当時の社会問題だったエイズについての表現も多いです。

80年代ヨーロッパの雰囲気も楽しめる作品なので、ジェーンの美しさとともにお楽しみください。

 

 

 

 


 

 

中学生男子という生き物

 

 

改めまして、ポプコレスタッフハナコです。

ジェーンの美しさについては、いたるところで語られていると思いますので、今回は作中であまりに気になってメモった中学生男子の生態について。

 

ジェーンの会社の同僚(?)はおそらく息子がいるらしく、お互いの子供についての会話をします。

 

その中で出てくるワードを以下にまとめてみました。

 

  • ベタベタしてくるけど怠け者
  • 成績は悪くて家でもだらしない
  • ジャムの蓋は開けたまま
  • パジャマもブラシも散らかす
  • 部屋は最悪
  • ジーンズは床に脱ぎっぱなし
  • 靴は枕元
  • テレビを見た時はお菓子が散乱
  • ポルノを見たこともチャンネルでわかる

 

 

これに対し、その年頃の少年に惹かれているジェーンは一言。

 

「好奇心旺盛で繊細で素敵な年頃だわ」

 

 

私は、マジかよ! と思いました。

 

・・・恋は盲目。ホント。マジで。

 

二人の切ない恋の行方は、ぜひ劇場でご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 


『ジェーン B.とアニエス V. 〜 二人の時間、二人の映画。』

 

ジェーン・バーキン没後一年追悼企画

デジタルリマスター・日本語字幕新訳版にて、8月23日(金)公開決定!

 

 

『アニエス V.によるジェーン B.』

 

「ジェーン、いつもカメラのレンズを直視することを躊躇うのはなぜ?」

ジェーンが40 歳の誕⽣⽇に、⾃⾝の30 歳の誕⽣⽇を回想する間、アニエス・ヴァルダの伝説の⼥性への 尽きることのないイメージがヴィヴィッドに展開する。

 

=== DATA ===

監督・脚本:アニエス・ヴァルダ

出演:ジェーン・バーキン / ジャン=ピエール・レオー ラウラ・ベティ フィリップ・レオタール アラン・スーション セルジュ・ゲンズブール シャルロット・ゲンズブール マチュー・ドゥミー フレッド・ショペル

1988年/フランス映画 /フランス語 /99分

 

 

『カンフーマスター!

 

ジェーン・バーキンの発案にア二エス・ヴァルダが応じる形で映画化が実現した作品。

娘ルシー(シャルロット・ゲンズブール)が自宅の庭で開いたパーティーで、泥酔した同級生の少年ジュリアン(マチュー・ドゥミ)を介抱したマリー・ジェーン(ジェーン・バーキン)は、あろうことか15歳の少年に不思議な感情を抱く。

ジュリアンもまた、40歳のマリー・ジェーンに恋愛感情を抱くようになる。

 

=== DATA ===

監督・脚本:アニエス・ヴァルダ

出演:ジェーン・バーキン マチュー・ドゥミ / シャルロット・ゲンズブール ルー・ドワイヨン デヴィッド・バーキン ジュディ・キャンプベル アンドリュー・バーキン

1988年/フランス映画 /フランス語 /88分

 

 

©️ CINÉ TAMARAS / ReallyLikeFilm

 

公式HP:https://www.reallylikefilms.com/janeetagne

 

 

ジェーン・バーキンのあまりの美しさに驚く2作品。

無造作ヘア、メンズライクなシンプルスタイル・・・どれも憧れますが、これ、ジェーンだから似合うやつ!

昔の作品なのに全然ファッションが古臭く見えないのもシンプルな定番ファッションが多いから。

(デニムにジャケット、パンプスとか、本当に可愛い!)

取り入れられそうなのに、なんだか違う・・・そう思っても真似したくなっちゃうところが彼女の魅力によるところなのでしょうか?

 

 

 

 

 

8⽉23⽇(⾦)より全国順次ロードショー

テアトル梅⽥京都シネマシネ・リーブル神⼾ 他にて

 

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