こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
今回ご紹介する作品は『ABYSS アビス』です。
なんと27歳の須藤蓮さんが、監督と主演を務めているんです。
若っ!
それでは、タリーちゃんと一緒にご紹介していきます!
若くて、なんかキラキラしているわ〜
どうしたんですか、急に。
確かに監督は若いですけど。
映像が美しくて、音楽もすごく良かったんだけど、なんだか今風というか、若い感性がキラキラしているっているか。
ストーリー自体は結構暴力だったり、都会の闇を感じたりする内容なんですが・・・。
結構重めの内容だったりしますよね。
そもそも主人公のケイとルミの出会いからして、ケイのお兄さんのお葬式で、しかもルミはお兄さんの恋人。
その二人が惹かれ合う話ですからね〜。
都会のシーンが、ケイの勤めるバーだったりとか、ルミが働くクラブ(?)だったりとか、喫煙所だったりとか、結構派手目の場所なんですけど、対する田舎がケイが子供の頃住んでいた海辺の町で、程よく寂れた感じとの対比が素晴らしいんです。
あ〜、どっちもキラキラしているけど、ネオンやライトの人工物でキラキラしている感じと、光や海など自然な光でキラキラしている感じの対比ですね!
あとは、音楽も気になりました。
ちょっと嫌な場面とか、キーンて耳鳴り音がなっていて、穏やかなチェロの音楽との対比になっている感じがしました。
なるほど、作中の「対比」にも注目ですね!
私的には、主人公たちの何かから逃避したい気持ちや、実際の海で死んでしまった兄を思わせる、都会の海に溺れる若者のストーリーに注目の作品でした。
美しい映像は是非スクリーンでご覧ください。
改めまして、ポプコレスタッフ・ハナコです。
今回のこの作品、実はすでに年齢を重ねた私は、登場人物に共感できることが少なかったのですが、映像の美しさと音楽が印象的な作品でした。
特に、主人公ケイが子供の頃に過ごしていた田舎町の自然がとても美しく、ケイ自身が語る子供の頃の話などもとても美しいいい思い出という感じです。
ヒロインのルミはダンサーということもあって、海で踊るシーンが出てくるのですが、これがとても美しい。
ルミを演じる佐々木ありささんですが、どうやらダンスが得意とのこと。
納得のダンスシーンは必見です!
ABYSS アビス
この恋と、沈むだけ
渋谷のバーでバイトをしながら暮らす23歳のケイ。
ある日、行方不明だった兄が故郷の海で自殺したと報せが届く。
葬儀でかつて兄に乱暴されていた女ルミと出会い、ケイは強く惹かれていく。その後、偶然の再会をした二人、傷つくケイに手を差し伸べたのはルミだった。
ケイはルミに安らぎを覚え、ますます想いを強くする。しかしあるとき、ケイにルミの全てを知られることになり、ルミはケイの目のまえから姿を消した。
しばらくして突然ケイの元に戻ってきたルミは身も心も傷だらけだった――。
そこから二人の逃避行が始まる。
(公式WEBサイトより引用)
ハナコさんもイラストで描いていたけど、ヒロイン・ルミちゃんは、すごくセクシーな衣装でダンスを踊っているダンサーの時とのギャップがあるかわいい私服に注目です!
=== DATA ===
監督:須藤蓮
脚本:須藤蓮、渡辺あや
出演:須藤蓮、佐々木ありさ、夏子、松本亮、浦山佳樹、三村和敬、二ノ宮謙太
2023年製作/105分/R15+/日本
配給:FOL
10月20日(金)〜 シネ・リーブル神戸
全国公開中
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