こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
さて、今回ご紹介する作品は『彼女たちの革命前夜』です。
1970年、実際にイギリスで起こったミスコンの妨害をもとにした作品です。
実話だと聞くと俄然興味が湧いてしまう私です。
それでは、タリーちゃんと一緒にご紹介していきます!
それぞれの視点から見たミス・ワールド
こちらの作品は、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナルと並ぶ世界3大ミスコンテストの1つミス・ワールドの1970年ロンドン大会で実際に起こった女性解放運動家による妨害騒動の映画化したものだとか。
タリーちゃん、この事件(?)は知ってた?
いや、全然知らなかったです。
1970年って、今からだと結構昔の話になっちゃいますよね。
52年前!
半世紀前か〜。
そりゃ価値観も変わってるね。
サリーたちみたいな人がいるからこそ、今の状況かもしれないし。
でも、私は出場者の目線でのパートのほうが結構ぐっと来たかも。
出場者の中でも人種差別があるんですよね。
例えば、取材はほとんど白人にしか行われないとか。
一度だけでなく、何度も見るからこその気づきもある作品かも。
とはいえ難しい政治的な作品ではなく、ファッションも注目です!
コンテスト用の豪華なものから、サリーたち庶民のファッションも、女性が多く出てくるから華やかで素敵です!
いろんな考え方があって良いのでは
改めまして、ポプコレスタッフ・ハナコです。
今回のこの作品、先程タリーちゃんともお話しましたが、どちらか一方の意見だけでなく、ミスコンに出たい人、阻止したい人、など色んな人の目線で描かれているのが良いなあと思いました。
作品を通して、「考えるきっかけ」になることが一番大切ですね。
ちなみに薄っぺらい私の意見を言いますと、単純に美しい人達が出ているミスコンはやっていると見てしまいます。
昔読者モデルさんと一緒にお仕事をさせて頂いた事があるんですが、美しい彼女たちは持って生まれたものだけでなく、めちゃくちゃ努力して美しさをキープされていました。
なので、その努力を披露する場ということは、オリンピックとかと同じだなあと思ってしまうのです。
でも、この作品をみていると主人公・サリーにも考えがあるし、出場しているジェニファーにも想いがある。
そういったことを知る切っ掛けになる、意義のある作品だと思います。
もちろん、エンタメとしても面白い作品ですよ!
私はミス・アメリカの衣装が「ザ・アメリカン」で好きです。
彼女たちの革命前夜
1億人が目撃した、世紀の瞬間<ミス・ワールド>──
1970年、ロンドン。学問をやり直すため大学に入学をしたサリーは、女性解放運動の活動家であるジョーに出会う。
彼女が所属する団体ではミス・ワールドを阻止するための計画を練っていた。
その頃、ミス・ワールドの主催者は開催に向けた準備を進めており、司会者にはアメリカのコメディアンであるボブ・ホープを起用し、世界各国からは出演者が続々と集結していた。
カリブ海の島国グレナダから参加したジェニファーは自身の夢を叶えるために出場をしたが、白人の出場者ばかりに注目が集まる状況に複雑な心境でいた。
それぞれの想いが交差をする中、ついにミス・ワールドの当日を迎える・・・!
ミス・ワールドで実際に起きた、前代未聞の<大騒動>を描く驚愕エンターテイメント!(公式WEBサイトより引用)
小難しい感想になってしまって申し訳ありません!
とはいえ、ハナコさんが最後に書いていたように、私この作品でもう一つの注目すべき点はファッションのような気がします。
私、サリーのカチッとしたカレッジスタイルもジョーのラフな感じも好きです!
=== DATA ===
監督:フィリッパ・ロウソープ
出演:フィリッパ・ロウソープ、ググ・バサ=ロー、ジェシー・バックリー、キーリー・ホーズ、レスリー・マンビル、リス・エバンス、グレッグ・キニア
2019年製作/107分/G/イギリス
原題:Misbehaviour
配給:キノシネマ
https://movie.kinocinema.jp/works/misbehaviour
6月24日(金)より、シネ・リーブル梅田、 アップリンク京都、他で公開
シネ・リーブル神戸にて順次公開
劇場情報はこちらからどうぞ! → ★
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