こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
さて、今回ご紹介する作品は『クーリエ 最高機密の運び屋』です。
アメリカとソ連の冷戦時代の実話をもとにしたこの作品。
今新作が話題の某スパイ映画のような派手さはありませんが、これがまた逆に身近な感じがして恐ろしい!
それでは、タリーちゃんと紹介していきます!
もしも私がスパイだったら……?(妄想)
ど、どうしたのよ、タリーちゃん!
いや、もう力入って観てしまったなあと。
緊張感がすごかったです。
しかもこれって、実話なんですよね?
そう。
カンバーバッチ氏が演じるセールスマンは実在するし、ソ連側の情報提供者であるペンコフスキー大佐(アレックス)も実際にいました。
そして、作品で描かれるようなことが本当に行われていたらしい。
・・・もしも、自分がこんなこと頼まれたらって、絶対ないけど考えちゃう!
ハナコさんは、やる?
スパイ活動。
いや、私絶対喋るから無理。
「実は、誰にも言ったらあかんのやけど、CIAとMI6から頼まれちゃってさー」
って言いたい。
でも、言えない。
絶対無理。
あ、そこでダメなんだ。
(怖いとか、そんなんじゃないんだ)
しかも、そこCIAから指摘されたら
「人選ミスですやん!」
ってツッコんで、もうそこから私の姿を見る人はいなくなるのです。
ああ!
もしも話で終わってしまいました!
ドキドキハラハラするスリリングな点火は、派手さがなくとも逆に怖い……。
特に、そこまで昔の話ではない(1960年代)の話なので、とても身近に感じてしまうので、色々想像力が働きます。
後半、主演のベネディクト・カンバーバッチの役作りの凄さを実感するこの作品、ぜひ劇場でご覧下さい!
スパイは怖いが、資料は素敵
改めまして、ポプコレスタッフ・ハナコです。
先ほどは、タリーちゃんと作品の素晴らしさを伝えるつもりが、
「もしも自分がスパイにスカウトされたら?」
っていうしょうもない妄想の話で長々と失礼致しました。
でも楽しいので、ぜひやってみてください。
そんなことはさておき、この作品はソ連(現在のロシア)の幹部であるアレックスが、機密情報をアメリカに渡すことから始まる作品です。
ちらと出てくるんですけど、この機密情報、何やらすごくそれだけで素敵な予感……。
(皆さん見逃さないで!)
イラストにも描いていますが、まず写真の自分の部分を切り取って「This is me」と書いていたり、小さなノートに何やら武器のイラストがたくさん描かれていたりするんですが、このコート私にも見せてくれっていうくらい、カラフルで可愛いのです。
もちろん作品中は常に危険と隣り合わせのスパイ活動も描かれていますので、緊迫感溢れる場面の連続。
でも、これは見逃さないでいただきたいポイントなのです。
クーリエ 最高機密の運び屋
世界の運命は、
一人のセールスマンに託された。
東西冷戦下、米ソ間の核武装競争が激化。
世界中の人々は各洗脳の脅威に怯えていた。
そんな時、CIAとMI6のエージェントが一人の英国人に目をつけた。
その男、グレヴィル・ウインは、東欧諸国に工業製品を下ろすセールスマンだったが、彼が依頼された任務とは、販路拡大と称してモスクワに赴き、GRUのペンコフスキー大佐から受け取ったソ連の機密情報を西側に持ち帰ることだった。
あまりに危険なミッションに恐れをなし、ウインは協力を拒否するが、世界平和のために祖国を裏切ったペンコフスキーに説得され、やむなくモスクワ往復を引き受ける。
だが、政治体制を超えた友情を信頼で結ばれた男たちは、非常な国家の論理に引き去ら彼、過酷な運命をたどることにー。
ハナコさんのイラストにも描かれていますが、60年代ファッションでみなさん可愛らしいです。
特に女性はボブスタイルが素敵。
髪切りたくなっちゃったな〜。
=== DATA ===
監督:ドミニク・クック
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、メラーブ・ニニッゼ、レイチェル・ブロズナハン、ジェシー・バックリー
2020年製作/112分/G/イギリス・アメリカ合作
原題:The Courier
配給:キノフィルムズ
9月23日(木祝)より、 TOHOシネマズ梅田、 OSシネマズミント神戸、 TOHOシネマズ二条、他で公開
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