こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
今回ご紹介する作品は『望み』です。
「愛する息子は、殺人犯か、被害者か。」
キャッチコピーに引き込まれました。
行方不明の息子が、生きていたら「加害者」の可能性が高く、「被害者」であれば、おそらく死んでいると……。
無理です本当、キャパオーバー!
……家は素敵ですよね!
うんうん!
「建物探訪」的な番組に出てきそう。
階段を上がって、子供たちの部屋に行く感じなんかも、実際にそういった家に行ったことはないけど、テレビで「素敵なお宅」として紹介されるのでは、よく見た気がします。
子供達が小さい時の写真とかも飾っていて、本当に「幸せそうな家庭」に見えるよね。
でも、なんか長男がおかしい。
そうなんです。
終始、「被害者なの? 加害者なの? どっち?」って思いながら観ていました。
肩に力が入っていたみたい。
力入ってた!
前のめりで観てたね、タリーちゃん。
いやきっと皆さんもそうなってしまうはず。
緊迫した状況での2時間弱はあっという間でした!
両親・妹どの立場でも辛い!
改めまして、ポプコレスタッフハナコです。
こちらの作品、結構観るの辛かったです。
というのも、マスコミですよ〜。
本当、ぐいぐい聞いてくるんです。
そして、イラストにも描いていますが、みんなそんなすぐに落書きとかしちゃうの?
暇なの?
マスコミ張り付いているのに気づかなかったの?
と、疑問が湧いてきます。もちろん怒りも。
まだ、被害者か加害者かわからない状況でほぼ加害者決定事項のように物事は進んでいきます。
それに対してあくまでも自分の息子を信じて「加害者ではない」と言い切る父親と「被害者だったら死んでるっていうの? 死んでたほうがいいっていうの?」とヒステリックになる母親。
ああ、地獄、どっちにしても。
果たして彼はどうだったのかはどうぞ映画館でご確認ください。
妹役は、清原果耶ちゃんです。
『宇宙でいちばんあかるい屋根』で主演していた彼女は今回も中学生役ですが、妹でしかも両親と一緒のシーンが多いせいか前作よりも中学生っぽい幼さが残った印象でした。
演じ分けすごいのでそこも注目してください!
全然似ていない松田翔太氏。
いや、それでも描きたくなるような存在感の大きさなのです。
迷いつつ描いているのに、動画にしたら一瞬で悲しい。
先週10月9日公開の #望み
建物を描くのが苦手とはっきりわかってしまったイラストです😂
拙い絵でもどうしても伝えたい! あの素晴らしい家を!#映画好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/nOrUdkKIzf— ポプコレPR&タリーのシネマダイアリー (@popcolle_PR) October 13, 2020
望み
愛する息子は、殺人犯か、被害者か。
それとも---
建築士の石川一登(堤真一)とフリーの校正者の妻・貴代美(石田ゆり子)は、一登が手がけた邸宅で高1の息子・規士(岡田健史)と中3の娘・雅(清原果耶)とともに幸せに暮らしていた。
規士は怪我でサッカー部を辞めて以来遊び仲間が増え、無断外泊が多くなっていた。
高校受験を控えた雅は、一流校合格を目指し毎日塾通いに励んでいた。
冬休みのある日、規士は家を出たまま帰ら図、連絡もつかない。
翌日、一登と貴代美が警察に通報すべきか心配していると、規士の同級生が殺害されたというニュースが流れる。
警察の調べによると、規士が事件に関与している可能性が高いという。
さらにはもう一人殺されているという噂も……。
父、母、妹--それぞれの<望み>が交錯する。
ハナコさんがイラストにも描いていますが、おばあちゃん役の市毛良枝さんが持ってくる差し入れのごはんが美味しそうで!
ああいった母の味、食べたくなってしまいました。
=== DATA ===
監督:堤幸彦
原作:雫井脩介「望み」(角川文庫刊)
出演: 堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶、加藤雅也、市毛良枝、松田翔太、竜雷太
配給:KADOKAWA
2020年製作/108分/G/日本
10月9日(金)
TOHOシネマズ梅田、 OSシネマズミント神戸、他全国ロードショー!
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