こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
今回ご紹介する作品は『マティアス&マキシム』です。
こちらの作品は、カナダの監督で俳優のグザビエ・ドランが監督であり、主人公の一人であるマキシムを演じています。
彼の他の作品を観てみたい!
と思わせる作品でした。
・・・ふぅ。
観たあと、じんわりくる作品でしたね。
すぐもう一度観たくなる作品。
そしてすごいアクションでも無いのに、なぜだかスクリーンで観たくなりました。
それわかります。
友人たちがすごくいいですよね。
タイトルにもなっている5歳の時からの幼馴染マティアスとマキシムの他にも古くからの友人たちがたくさんいて、とても自然にワチャワチャ言ってる感じで。
どうやらプライベートでも仲良しの友人みたい。
だからあんなに自然なのかなあ。
なんか、ノリが身内ノリっぽいけど観ていて嫌じゃなかったです。
出てくる人みんながいい人で優しかった。
マキシムがオーストラリアに行ってしまうのに合わせて送別会をしたりして。
それもお店とかじゃなくて、マティアスの家でっていうのがいい感じ。
(しかも、マティアスのお母さんが中心になっている! 素敵)
こんな関係性で30歳までいれたらいいな〜という憧れの目線でも見ちゃいましたね。
・・・って、本編とは関係無いところで盛り上がってしまいましたが、それだけ見所十分な作品です!
改めまして、ポプコレスタッフハナコです。
タリーちゃんとまさかの「幼馴染が30歳過ぎても仲良くできるのってすごくいい」って話だけで盛り上がってしまいましたが、私が強く言いたいのは、この作品は男性同士のがっつり恋愛物語だけでは無いってことなんです。
大きな事件があるわけでは無いし、ジェンダー問題を深く掘り下げている訳では無いのです。
(強いてあげるなら、「マキシムがオーストラリアに行ってしまうこと」と、「トラブルメーカーっぽい友人の妹のせいで、男同士キスシーンを演じることになっちゃって、なんだか相手が気になっちゃう」の2つくらいでしょうか?)
でもなぜか心に残るのです。
うん。
私あと3回くらいは観たいです。
一応、動画もアップしておきます。
2人にきっかけを与えたエリカ嬢の事、私けっこう好きなんです😁
相変わらずイラストは上手くなりません。(タリーちゃんはもはや別人ですが、雰囲気でくみ取っていただければ……)#イラスト練習中 pic.twitter.com/suXk9W1SV5— ポプコレPR&タリーのシネマダイアリー (@popcolle_PR) September 18, 2020
マティアス&マキシム
その瞬間、
恋に変わった。
たった一度の戯れのキス。
30歳のマティアス(ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス)とマキシム(グザヴィエ・ドラン)は幼馴染。
その日も一緒に仲間のパーティへ向かうが、そこで彼らを待ち受けていたのは友達の妹からの、あるお願い。
彼女の撮る短編映画で男性同士のキスシーンを演じることになった二人だが、その偶然のキスをきっかけに秘めていた互いへの気持ちに気付き始める。
美しい婚約者のいるマティアスは、思いもよらぬ相手へ芽生えた感情と衝動に戸惑いを隠せない。
一方、マキシムはこれまでの友情が壊れてしまうことを恐れ、想いを告げずにオーストラリアへと旅立つ準備をしていた。
迫る別れの日を目前に、二人は抑えることのできない本当の想いを確かめようとするのだがー。
監督演じるマキシムの顔には大きなあざがあるんだけど、この作品中にそのことに触れるシーンはほとんどありません。
友人たちはもちろん、映画を撮る友人の妹も何も言わなくて……。
そういうところも、この作品を好きになった理由かも。
あと、絶対聞いて欲しいのは音楽!
シーンによってクラシックだったり、ロックだったりと、そこらへんの聞き分けも楽しんでください。
=== DATA ===
監督:グザビエ・ドラン
出演: ガブリエル・ダルメイダ・フレイタス、グザビエ・ドラン、ピア=リュック・ファンク、サミュエル・ゴティエ、アントワン・ピロン、アディブ・アルクハリデイ、ハリス・ディキンソン、アンヌ・ドルバル
原題:Matthias et Maxime
配給:ファントム・フィルム
2019年製作/120分/PG12/カナダ
http://www.phantom-film.com/m-m/
9月25日(金)
大阪ステーションシティシネマ他全国ロードショー!
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