こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
今回ご紹介する作品は『MOTHER マザー』です。
こちらは、実話を元にした作品で、長澤まさみさんが母親役をしています。
これがまさに“体当たり”な演技なんです!
長澤まさみさん、いい女優さんになりましたね。
ほんとに。
私が彼女のことがいいなあと思ったのは、その昔ドラマ『ドラゴン桜』で……。
あ、ハナコさん。
昔の話はいいです。
『キングダム』で演じた、山の民の王・楊端和もよかったやん?
でも今回、また全然違う意味ですごかった。
本当、ダメなお母さんでね〜。
男に依存、息子に依存。
親兄弟にも見捨てられて……。
本当にね〜。
お金もないし。
でも、彼女の演技のはじけっぷりが「こんなキレイなホームレスいるはずない」とか「いや、長澤まさみやからね」といううがった見方を排除して、作品世界に入り込むことができたのかも。
皆さんも、どっぷり作品世界に入り込んでください!
改めまして、ポプコレスタッフハナコです。
先ほどからちょこちょこ出ていますが、こちらの作品は2014年に埼玉県で実際に起こった事件を元にフィクションとして描かれたものです。
ところが私にとって衝撃的だったのは、“起こしてしまった殺人事件”よりも、そこまでの過程の話。
子供を育てることができない母親とその母親に育てられた息子の物語。
観ていて辛い場面はたくさんありますが、知ってもらうことが第一歩となるならば、多くの人に観てもらいたい。
ちなみにイラストにも描いていますが、内縁の夫であるホスト・阿部サダヲのめっちゃイラつく感じ、そして夏帆さんの「見てしまった」感の演技とても好きです。
ぜひチェックしてみてください。
毎度言っておりますが、美しい人たちを描く画力が私にはありません。(毎回自分が一番がっかりします)
雰囲気をお楽しみください。
本日公開です!#MOTHERマザー https://t.co/ucFT5kdzpi pic.twitter.com/j36LAmlODW
— ポプコレPR&タリーのシネマダイアリー (@popcolle_PR) July 3, 2020
動画で見ると試行錯誤の痕跡が……。
MOTHER マザー
17歳の少年が起こした殺害事件。
すべてを狂わせた彼の母親は、怪物?
それとも聖母だったか——。
男たちとゆきずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきた女・秋子。
シングルマザーである彼女は、息子の周平に奇妙な執着を見せる。
周平に忠実であることを強いる秋子。
そんな母からの歪んだ愛の形しか知らず、それに翻弄されながらも、応えようとする周平。
周平の小さな世界には、こんな母親しか頼るものはなかった。
やがて身内からも絶縁され、次第に社会から孤立していく中で、母と息子の間に生まれた“絆”。
それは成長した周平をひとつの殺害事件へ向かわせる——。
何が少年を追い込んだのか?
事件の真相に迫るとき、少年の“告白”に涙する。
少年が罪を犯してまで守りたかったものとは——?
周平役の奥平君は今回初めてのオーディションで大抜擢されたとか。
演技未経験でこの難役とは、すごい。
長澤まさみさんとの親子での演技、必見です!
=== DATA ===
監督:大森立嗣
出演:長澤まさみ、奥平大兼、夏帆、皆川猿時、仲野太賀
2020年製作/日本
配給:スターサンズ、KADOKAWA
7/3(金)より、TOHOシネマズ西宮OS、 TOHOシネマズ梅田、他にて公開
劇場情報はこちらからどうぞ! → ★
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