こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
今回ご紹介する作品は「カセットテープ・ダイアリーズ」です。
この作品は、1987年のイギリスを舞台に、パキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンの音楽に影響を受けながら成長していく姿を、爽やかに描いた珠玉の青春音楽映画。
16歳の若いパワー弾ける作品なのです。
・・・ハナコさん。
どうしたのタリーちゃん?
・・・私、今からでも何かできるでしょうか?
なんか、そう思わせてくれるパワーがある作品でしたよね? ね?
確かに。
私、音楽に衝撃を受けて影響されたのに、安易に音楽の道に行かず、歌詞にパワーをもらって、もともとの目指していた作家への道へ進む主人公がとてもよかったと思うの。
そして、よくよく考えたらそのブルース・スプリングスティーンの音楽を教えてくれた友人のループスが凄くない?
そうかも!
そもそも彼が教えてくれたから、ジャベドの価値観も変わって行くし!
こういう友達との出会いって本当大切。
彼らはずっと親友でいてほしい〜。
今の時代だからこそ見てほしい!
改めまして、ポプコレスタッフハナコです。
最近見る作品は80年代を舞台にしているものが多いような気がします。
流行ってるんですかね〜?
さて、今回のこの作品「カセットテープ・ダイアリーズ」ですが、まさに80年代、1987年が舞台の作品です。
ソニーのウォークマンにカセットテープを入れて音楽を聞いている主人公ジャベド。
彼はパキスタンからの移民の息子で、イギリスの小さな町では異質な存在。
本人はイギリス人だと思っているけれども、いたるところで偏見や古い感覚の父親と衝突します。
本当に移民に対してひどいことする人が描かれていたりする(内容は是非作品を見てください)んですけど、この作品の凄くいいところは、悪いことする人もいれば、全く偏見なく付き合っている彼女や友人がいること。
本当にいい子たち!
さらにもう一点、この作品について伝えておきたいこと!
この作品観ると「まだまだ頑張れる!」と前向きになれます。
ほんまに!
みなさん不景気な世の中ですが、どうぞ映画を観て前向きに頑張っていきましょう!
音楽に出会った衝撃をうまく表しているシーンは必見です!
イラスト描く過程を動画にできることが発覚したので、ちょいと貼り付けときます。(笑)
こちらも本日公開です!
一応イラスト動画あげときます。(忘れてました!)#カセットテープダイアリーズ https://t.co/jSSinmWTGL pic.twitter.com/dNtVPBnBpa— ポプコレPR&タリーのシネマダイアリー (@popcolle_PR) July 3, 2020
「カセットテープ・ダイアリーズ」
今年一番の青春音楽ストーリーが誕生!
僕の人生に光を与えてくれたのは、
ブルース・スプリングスティーンの音楽だった!
イギリスのルートンの小さな町で暮らすパキスタン系少年のジャベドは16歳。
夏のアルバイトを終え、SONYのウォークマンで流行のペット・ショップ・ボーイズを聴きながら自転車を走らせる彼は、この9月からハイスクールに入学する。
誕生日が同じ、幼なじみの少年マットは恋人ができ、日々充実した青春を楽しんでいる。
だがジャベドは孤独に鬱屈を募らせていた。
保守的な町の人からの移民への偏見や、パキスタン家庭の伝統やルールから抜け出したくてたまらない彼。
特に古い慣習を振りかざす父親マリクには内心強い反発を感じていた。
人種差別や経済問題、不安な政情に揺れる時代をジャベドなりに反映させた詩を書いているが、まだ本当の“自分の言葉”を見つけられずにいた。
だがそんなある日、モヤモヤをすべてぶっ飛ばしてくれる、ブルース・スプリングスティーンの音楽と衝撃的に出会い、彼の世界は180度変わり始めていく──。
原作はパキスタンに生まれ、現在は英国ガーディアン紙で定評のあるジャーナリストとして活躍し、自身もブルース・スプリングスティーンの大ファンであるサルフラズ・マンズールの自伝的な回顧録「Greetings from Bury Park: Race, Religion and Rock N’ Roll(原題)」。
監督は『ベッカムに恋して』をはじめ多くのヒット作を生み出し、自身も原作者と同じ境遇のグリンダ・チャーダ。
もちろん劇中にはブルース・スプリングスティーンの歌詞とメロディーも満載。映画化に際してスプリングスティーン自身の協力のもと、おなじみの名曲群がふんだんに使用されるほか、なんと未発表曲も登場。
自分らしい生き方を見つけた時の歓びと興奮をロックに乗せて、誰もが走り出したくなる感動作です!
「ブルース・スプリングスティーン」
私も聴きたくなって検索しました。
「Born in the U.S.A.」の人なんですね!
聞いたら知っている曲たくさん。
しばらく私のお気に入りになりそうです。
=== DATA ===
監督:グリンダ・チャーダ
出演:ビベイク・カルラ、クルヴィンダー・ギール、ミーラ・ガナトラ 、ディーン=チャールズ・チャップマン、ネル・ウィリアムズ、ヘイリー・アトウェル
2019年製作/117分/G/イギリス
原題:Blinded by the Light
配給:ポニーキャニオン
7/3(金)より、大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズ西宮OS 他にて公開
劇場情報はこちらからどうぞ! → ★
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