こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
今回ご紹介する作品は1月24日金曜日公開の「ロマンスドール」です。
す、すみません。
すでに公開されている作品です!
遅ればせながらのご紹介ですが、素敵な作品なんです。
今からでもご紹介させてください!
私、実は下ネタが苦手で……。
このタイトルにもなっている「ドール」が「ラブドール」ということを知ってしまってから、観にいくのをためらってしまっていて……。
でもね、タリーちゃん。
この作品は多分思っているのとは違うと思うわ。
監督が女性で、
しかも、タナダユキ監督の作品なわけよ。
タナダユキ監督といえば『百万円と苦虫女』
……蒼井優ちゃん!
そうなんです。
その作品以来2回目のタッグとのこと。
「ラブドール職人」が主人公だけれども、高橋一生さん演ずる哲雄が真摯に職人として「いいもの」と作ろうとする姿勢はすていて全然エロさも感じないし、変に構えずに見て欲しい作品なの。
なるほど。
私は女性にこそ観て欲しい作品だなあと思ったので、ぜひタリーちゃんも観に行って欲しい!
すでに公開しているしね。
わかった!
早速行ってきま〜す!
ものづくりに没頭している間に……
改めまして、ポプコレスタッフハナコです。
今回の作品は「ロマンスドール」。
実はタリーちゃんに偉そうに話していますが、事前になんの予習もしていなかったもので、タイトルにもなっているこの「ドール」は単純にお人形のことだと思っていました。
ところが、作品を観ていくとドールはドールでも「ラブドール」ということがわかります。
「ラブドール」ってなんぞや?
と女性読者は特に思われるでしょう。
え〜っと、アダルト的な人形です。
なんにせよ、このラブドール職人である高橋一生さん演じる哲雄と、蒼井優さん演じる妻・園子を中心に物語は進みます。
ちなみにふたりの出会いは、ラブドールのおっぱいを作るためにおっぱいのモデルを募集した際(ちなみに医療用と偽って募集)に園子が応募してきて、哲雄が一目惚れしたというもの。
この出会いがあるから、哲雄は園子に実際の自分の職業のことを伝えることができません。
(嘘ついてますからね)
この隠し事が後々大変なことになっていく訳です。
哲雄はもともと職人を志していた訳ではなく、美大を卒業した後にフリーターでぶらぶらしていたところを先輩の紹介で「ラブドール職人」になっただけで、全く知識のないところからスタートした訳なのですが、新製品の開発に没頭します。
その間に色々物事は進んでしまうんですよ。
本当に。
私も気をつけないと……。
ラブドールの製造過程も見ることができ、とてもおもしろかったです。
さてこの作品、主演のふたりが素敵なのはもちろんなのですが、この哲雄が勤めるラブドール制作工場「久保田商会」のメンバーもとてもいい味出しています!
きついけど楽しそうな職場。
渡辺えりさん演じる事務のおばちゃんがムードメーカーで、もうキャスティングがぴったり!
あんまりいいなあと思いすぎて、似ていない似顔絵を描いてしまいました……。
(感動を伝えたかっただけです。すみません)
細かいところばかりをご紹介しましたが、この作品は深い愛の物語です。
すれ違い、トラブルなどもありますが、10年間の夫婦の話。
男性目線で描かれている作品ですが、大人の女性にオススメです。
「ロマンスドール」
夫の嘘と、妻の秘密。
“ほんとの愛”を見つけるまでの10年間。
一目惚れをして結婚した園子(蒼井優)と幸せな日常を送りながら、ラブドール職人であることを隠し続けている哲雄(高橋一生)。
仕事にのめり込むうちに家庭を顧みなくなった哲雄は、恋焦がれて夫婦になったはずの園子と次第にセックスレスになっていく。
いよいよ夫婦の危機が訪れそうになった時、園子は胸の中に抱えていた秘密を打ち明ける……。
平穏な日常の中で、変化していく愛、仕事と家庭、――「恋愛・結婚」における永遠の問いをテーマに、現代夫婦のかたちを圧倒的共感度で描く。
夫の嘘と、妻の秘密。
それぞれの思いを抱えながら、ふたりはどんな答えを見つけるのか?
変わりゆく男女の感情をリアルに映し出す、美しく儚い、大人のラブストーリー。
観てみるとハナコさんが言っていた意味がわかりました。
とても美しい……。
そして、私はやはりファッションが気になってしまうのですが、高橋一生さん、なんであんなにパーカーとかつなぎが似合うんでしょう?
そして蒼井優ちゃんのファッションは「華奢な人限定でカワイイ」ということはわかっているのですが、どうもお手本にしたくなっちゃいます。
水色のコートと黄色いコート、欲しい!
=== DATA ===
監督・原作・脚本:タナダユキ
出演:高橋一生、蒼井優、浜野謙太、三浦透子、大倉孝二、ピエール瀧、渡辺えり、きたろう
2020年製作/123分/PG12/日本
配給:KADOKAWA
1/24(金)より、梅田ブルク7、 OSシネマズ神戸ハーバーランド、他にて公開
劇場情報はこちらからどうぞ! → ★
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