こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
少し遅れてしまいましたが、先週12/13金曜日に公開された
の紹介をさせてください!
この作品ですが、フランスの片田舎で郵便配達員をしていた男が、娘のために宮殿を作ったというお話。
これだけ聞くと、映画とかでありそうなお話だと思いますよね?
ところが、驚くべきことにこれって
なんと実話です。
しかも、19世紀末のお話です。
建設を開始したのが1879年。
日本の暦でいくと、明治12年。
なんとエジソンが白熱電球を発明した年。
この年に、なんと建築とかの知識のない郵便配達員の43歳の男が、娘の誕生をきっかけに
「よし、彼女のために宮殿を作ろう!」
となるわけです。
実際彼はめちゃくちゃ無口なので、奥さんは本当によく耐えられたと思います。
何考えてるかわかんないですよね。
たいして説明もなしにいきなり夫が石とかを積み上げた謎の建造物を家の庭に作り出したら。
しかも彼の凄いところは、そこから33年間もかけて理想宮を完成させるのです。
(郵便配達員の仕事もしながら)
もう衝撃ですよ!
撮影は、ほぼ全編を通して現存する“シュヴァルの理想宮”で行われたとのこと。
スクリーンに映し出される圧倒的な“理想宮”をぜひ見ていただきたい。
それではタリーちゃん、映画紹介宜しくお願い致します!
「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」
完成まで9万3000時間!ピカソも驚嘆のDIY宮殿
寡黙で不器用な男の途方もない挑戦を支えた愛と夢想の物語
ある郵便配達員が33年の歳月をかけ、たった一人で築き上げた“シュヴァルの理想宮”。
ある日偶然つまずいた奇妙な形の石に魅せられた男は、自然が作り上げた複雑な表情を持つ石を素材に、新聞や雑誌や絵葉書で見知った遠い異国の景色の断片を組み合わせるようにして、幅26m、高さ10mに及ぶ、複雑な意匠をこらした建造物を完成させた。
木製の手押し車で石を拾い集め、積み上げること9万3000時間。
愛娘のために世界にふたつとない“おとぎの国の宮殿”を手作りするという彼の果てしない挑戦を支えたのは、夢を信じる心と深い愛だった―。
ピカソやアンドレ・ブルトンが絶賛し、フランス政府指定の重要建造物となった奇想の宮殿の誕生秘話。
もちろん、この“シュヴァルの理想宮”は素晴らしいのですが、わたし的にはやはりファッションにも注目して欲しい!
フランスの片田舎で普段はそこまで華美な格好はしていないんですけど、結婚式の場面などで見られるドレスは、そても素朴だけど美しい。
ここら辺もファッション好きの方はぜひチェックしてくださいね!
「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」
監督:ニルス・タヴェルニエ
キャスト:ジャック・ガンブラン、レティシア・カスタ、ベルナール・ル・コク、フロランス・トマサン
制作年度/国:2018年/フランス
12/13(金)より、 シネ・リーブル梅田、 シネ・リーブル神戸、他にて公開
劇場情報はこちらからどうぞ! → ★
タリーのシネマダイアリーの最新記事
-
CATEGORY : 読みものUPDATE : 2024/08/20
-
CATEGORY : 読みものUPDATE : 2024/05/28
-
CATEGORY : 読みものUPDATE : 2024/01/10
-
CATEGORY : 読みものUPDATE : 2023/11/06