こんにちは。ポプコレスタッフのハナコです。
今回ご紹介する作品は「サタデーナイト・チャーチ-夢を歌う場所-」です。
この作品は、ニューヨークのLGBTの若者たちの実話を元に描かれたもの。
主人公ユリシーズは、「女性のように美しくなりたい」という思いがあるにもかかわらず、とにかく周りに理解してくれる人がいないため、悶々とした日々を過ごしています。
弟にも、おばさんにも、誰にも相談できないし、ちょっと隠れてハイヒールなんて履こうもんなら、弟に見つかって「おばさんに言いつけてやる！」と言われる状況・・・。
そんな中でトランスジェンダーの仲間たちと出会い「サタデーチャーチ」というLGBTの人々の憩いの場に誘われ、やっと自分の居場所を見つけます。
ハァ〜。
こんなにいい子だし、何より女装したら絶対綺麗になる子なのに、誰にも理解されないって、なんて孤独なの！？
そう思っていたのですが、どうぞ最後まで観てください。
ユリシーズがこのまま孤独なのか、それとも仲間を得て自分らしく生きていくのか、とても見応えのある作品で、あっという間の１時間半でした！
それではタリーちゃんに紹介してもらいましょう.
「サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所」
「僕は前に進むよ」
一歩踏み出したいと思う全ての人に送る物語。
ニューヨークのブロンクスに暮らす青年ユリシーズは
「美しくなりたい」という思いを抑えられずにいた。
ある夜出会ったトランスジェンダーのグループに
「サタデーナイト・チャーチ（土曜の夜の教会）」に誘われる。
それはLGBTの人々のために教会を開放して行われていた支援プログラムだった。
学校でも家庭でも孤立していたユリシーズは少しずつ自分を解放してゆくが、
家族にハイヒールを見つけられ自分を否定されてしまう。
ニューヨーク、真夜中の教会、性別（ジェンダー）に迷う青年の旅立ちを
ミュージカルタッチで描く感動の実話。
主人公ユリシーズの想いなどを空想するシーンは、歌とダンスでのミュージカルでの表現となるんですけど、この歌がすごくいいの！
暗いのではなく、希望の歌。
ぜひこの歌にも注目して観てみて！
サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所
監督：デイモン・カーダシス
キャスト：ルカ・カイン、マーゴット・ビンガム、レジーナ・テイラー、マークイス・ロドリゲス、MJ・ロドリゲス
制作年度／国：2017年／アメリカ
映倫区分：PG12
2019/2/22(金)より、神戸国際松竹さん、大阪ステーションシネマさん、movix京都さん、ほか全国ロードショー！
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