こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
今回は、神戸アートビレッジセンターさんにタリーちゃんと一緒に試写会に行ってきました!
(写真を撮ってくるのを忘れたのが残念です。笑)
観てきた映画は「バンクシーを盗んだ男」。
世界的な覆面アーティスト「バンクシー」がパレスチナ・ヨルダン西岸地区ベツレヘムの壁に描いた作品を壁ごと切り取って売り飛ばしてしまう。
ここから、いろんな論争が生まれるのをドキュメンタリーで追っているのです。
バンクシー自身、壁の持ち主、切り取った本人、切り取らせた人、壁の近くに住む人、他のアーティスト、オークション関係者・・・。
いろんな人がとにかく語っているんです。
「ストリートアートとは何か?」
「勝手に壁に描くのは犯罪なのか?」
「勝手に描かれた絵を勝手に売り飛ばすのは犯罪なのか?」
などなど、バンクシーの絵がきっかけで議論が巻き起こるのです。
当然私たちもそうなりましたよ!
あと気になったのは、バンクシーの絵の取り出し方が豪快!
ガツンと壁ごと切り取っちゃいます。
こんな感じで!
でも、イタリアの修復士さんたちがボローニャのストリートアートを保存するときは、作品に布を貼り付けたあと、霧吹きでなんらかの液体を振りかけたのち、丁寧に巻き取っているという衝撃の映像が・・・。
ここら辺も見どころの一つだと思います!
とにかく、観た後に色々考えちゃって
わぁ〜!!!
ってなります。
映画を観てインプットするだけでなく、たくさん考える事ができるのも、いつもと違っていいのではないでしょうか?
あと、コレだけははっきりいえます。
ナレーションのイギー・ポップの声がかっこよすぎ!
それでは、タリーちゃんに紹介してもらいましょう!
バンクシーがもたらす光と闇を追う
革命的ドキュメンタリーの誕生!
正体不明のカリスマグラフィティアーティスト・バンクシー。
彼はパレスチナ・ヨルダン西岸地区ベツレヘムの壁に「ロバと兵士」の絵を描いた。
これが地元住民の怒りをかい、タクシー運転手のワリドがウォータージェットカッターでその壁を切り取った。ワリドは大手インターネットオークションサイト「eBay」に出品し、最高額の入札者に売ろうと試みるのだ。
この巨大なコンクリートの壁画はベツレヘムから海を渡り、美術収集家たちが待つ高級オークションハウスへ送られることになる。
バンクシー、そして彼の描いた絵がもたらす影響力をたどっていくと見えてくるものとは…?!
真面目な話は最初に色々書いたので、ここではゆる〜いことを書いちゃうけど、エンドロールまでしっかり観て欲しい!
なんでこの映像を最後に???
とみんな思うはずなのよ。
少なくとも私とハナコさんは最後の映像に釘付けだったわ。
バンクシーを盗んだ男
監督:マルコ・プロゼルピオ
ナレーション:イギ―・ポップ
制作年度/国:2017年/イギリス・イタリア合作
10/6(土)〜19(金)、神戸アートビレッジセンターにて上映
神戸アートビレッジセンターさんWEBサイトはこちら → ★
映画好きなタリーちゃんが神戸のフリーペーパー「BRANBRAN.(ブランブラン.)」さんで、
映画紹介のコーナーを担当しています。
お楽しみに♪
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