
こんにちは。
ポプコレスタッフハナコです。
映画好きタリーちゃんの「タリーのシネマダイアリー」。
映画好きの私も大好きなコーナーなのですが、
今回は、タリーちゃんと一緒に作品をご紹介しようということになりました。
ファッション好きタリーちゃんなだけに、ちょっとファッション寄りのご紹介に
なりますが、とてもいい映画ですので、ぜひご覧ください!
顔以外は“普通”の少年が主人公
今回ご紹介する映画は、「ワンダー 君は太陽」です。
一緒に試写を観てきたのですが、タリーちゃんいかがでした?
目が潤んでますね。
確かに、私もかなりジーンときました。
このお話は、生まれつき顔が人と違う“普通”の男の子が、
学校に通いだすところから始まります。
生まれてから27回も手術を繰り返して、学校に通っていなかった
10歳の男の子。
顔が人と違うこと以外は、スター・ウォーズが大好きな普通の男の子なんです。
自分でも何度も言ってるんですよね・・・。
でも周りはそう見てくれない。
顔を隠すために宇宙飛行士のヘルメットをよくかぶっているオギーは、
学校へはヘルメットをかぶらずに通うんです。
そしたらみんなに避けられてしまって・・・。
そこで「ヘルメットをかぶっていたら」ということを想像して(写真)
そういう場面がちょこちょこ差し込まれているのもなんだか切ない。
そんなオギーを両親は暖かく見守るんです。
ジュリア・ロバーツがお母さんで、これまた華やかさも何もない
まさに「オギーのママ」!(さすが、オスカー女優!)
お父さんは、ナイトミュージアムシリーズのオーウェン・ウィルソンです。
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本当に、家族がすごく素敵ですよね。
あと、この映画を観てすごく考えたのは「自分だったらどうなんだろう?」
ということでした。
オギーがクラスメイトになったら?
街中でオギーを見かけたら?
自分に子供が、オギーを見て泣いてしまったら?
この映画の原作者であるR・J・パラシオは、自分自身の経験を重ねて
この「ワンダー」を書いたようです。
子供達とアイスクリームショップにいるときに、
オギーを同じような特徴を持つ子と出会って、
その時の自分の対応はどうだったのかと。
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クラスメートのジャックとお母さんとの会話に
同じようなエピソードがありましたね。
オギーは初めて通う学校でいろいろな経験をしてます。
この学校の描写が、なんだかリアルで!
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からかう感じとか、クラスの雰囲気とか、
子供の頃を思い出してしまった・・・。
みんな「意地悪を言ってやろう」と思っている子ばっかりじゃないんですよね。
なんとなく、流されて同じことやっちゃう感じもあるし。
この三つ編みのくだりも、観ていてなんとも言えない気持ちになりました。
お姉ちゃんのヴィアもこのとき声をかけているんですけど、本当にいい子で・・・。
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オギー目線で前半進んでいた映画も、途中でお姉ちゃんのヴィア目線へ。
私のファッションチェックもティーンエイジャーのお姉ちゃんを中心にしていきます。
続きは後編で!
珍しく考え込んでいるタリーちゃん。
この映画では、もちろん
「観て楽しい!」
という要素もたくさんありますが、
(個人的にスター・ウォーズ好きには観て欲しい!)
映画を観ることでいろいろ考えさせられることも多いと思います。
この映画をきっかけに、オギーについて親子で話し合うのもいいと思います!
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オギーの担任であるブラウン先生が毎月ひとつ子供達に格言を教えるんだけど、
この格言が心に響くんです。
例えば、
正しいことをするか、親切なことをするか、
どちらかを選ぶときには、親切を選べ。
−ウェイン・W・ダイアー−
物語にもリンクして、すごくいいと思いました。
格言は、深いですよね。
こういったところにも注目して観てください。
6/15(金)より、全国ロードショーです。
それでは、続きは後編へ!
お楽しみに!
ワンダー 君は太陽
ニューヨーク・タイムズ・ベストセラーリスト第1位、
全世界800万部突破の小説「ワンダー」が
実写版『美女と野獣』の製作スタッフの手で遂に映画化!
【あらすじ】
オギーはふつうの10歳の男の子。ただし、“顔”以外は…。
生まれつき人と違う顔をもつ少年・オギ―は、幼い頃からずっと母イザベルと自宅学習をしてきたが、小学校5年生になるときに初めて学校へ通うことになる。
クラスメイトと仲良くなりたいというオギーの思いとは裏腹に、その外見からじろじろ見られたり避けられたりするが、彼の行動によって同級生たちが徐々に変わっていく…。
監督:スティーヴン・チョボスキー
原作:R・J・パラシオ
出演:ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン、ジェイコブ・トレンブレイ、マンディ・パティンキン
2017年/アメリカ
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