おはようございます、びよびよです!

 

今日はざしきちゃんと一緒に

おすすめ絵本のご紹介です!

 

 


 

 

「はなのすきなうし」

 

 

作:マンロー・リーフ

絵:ロバート・ローソン

訳:光吉 夏弥

発行所:岩波書店

定価:640円(税別)

サイズ:16,5cm×20,5cm

ページ数:70ページ

 

はなのすきなうし (岩波の子どもの本 (11))

 

 

むかしスペインの国に、フェルジナンドというお花の好きな牛がいました。ある日、闘牛場に連れていく牛を探しに5人の見知らぬ男がやってきて、ちょっとした誤解からフェルジナンドをマドリードの闘牛場へ連れ行ってしましまいます。

 

 

 

結構タイトルそのまんまですね〜。

 

そして70ページ!

 

「おしいれのぼうけん」が80ページだったので

絵本としてはこれも長編ですね。

 

「おしいれのぼうけん」紹介ページはこちら→<★>

 

 

そうですね。でも、1ページの文字量は割と読みやすいですよ。

 

これはね、娘が幼稚園の年中さんのときに年長クラスが発表会で劇をやっていたんです。

で、娘が興味を持っていたので絵本があると知って娘に読んだ本です。

 

 

へぇ!この文量でも幼稚園の子供さん大丈夫なんですね。

 

 

そうですね、私も当時ビックリしました。

 

・・・なんていうんでしょう、

子供の可能性を親が勝手に潰しちゃいかんなぁと

2つの意味で反省するきっかけになった絵本でもあります。

 

 

どういうことですか?

 

 

特に小さい頃って、子供に与えるものは親が選ぶので、

絵本を私が選ぶときは

 

「まだ小さいからボリュームの多いものは集中力もたないんじゃないか」

 

って、無意識に避けていたんですよ。

でもちゃんと読めるんです。(聞ける)

 

 

なるほど。内容もわかりやすいですしね。

 

ただ、私には闘牛の説明がちょっとショッキングでした。

 

 

そうですね、私も闘牛はマタドールが牛の突進をひらりとかわす

華麗なイメージしかなかったので・・・。

 

伝統とはいえ動物好きとしてはかなり辛い。

実際今は禁止になっていたりずいぶん衰退したいるようですね。

 

 

もう、フェルジナンドが「はなのすきなうし」でよかった!

 

 

ほんとに!

ちょっとした誤解で闘牛場に連れて行かれたけど、

戦う気のないフェルジナンドはどこにいてもフェルジナンドで面白い。

そのシーンのイラストもよくてちょっと和みました。

 

 

 

好きを大事にできるのは素敵なことですよね。

 

それに周りの子と好きなことが違ったりすると親御さんも心配にもなりますが、

本人が満足しているなら、と確認だけして見守っていたお母さん牛が素敵です。

 

 

そうですね。

「好き」をストレスなく続けられるのは周りの理解あってこそ。

お母さん牛のおおらかさは見習いたいところです〜。

 

 

好きなものがはっきりわかっていて、

それを周りも認めてくれているのってとても幸せなことだなぁと思います。

誰だって好きなものは好きだし、それを否定されると辛いですもんね。

 

 

この本を読み聞かせをすると

長いことは長いので読んでいるとちょっと疲れるかもしれませんが(苦笑)

 

黒一色で描かれたイラストも表情が愛嬌を感じてそれを追うのも楽しかったです。

明るいオレンジ色の本なので発見しやすいですよ♪

是非読んでみてくださいね。

 

 

 

 

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