おはようございます!びよ店長です。
先日小学校で絵本の読み聞かせをしてきましたよ〜。
子供たちとの距離感が近すぎてちょっと緊張はしたのですが、
みんなすごいしっかり聞いてくれました!
「ギャングエイジ」とか「プレ反抗期」とか言われているけど、小学3年生ってまだまだかわいい♪
何を読むかは色々悩んだのですが、「わたしはあかねこ」を読んできました。
今日はこの絵本をご紹介したいと思います。
「わたしはあかねこ」
作:サトシン
絵:西村敏雄
発行所:文溪堂
定価:1,300円+税
ページ数:32ページ
サイズ:26.3×21.2cm
(※画像をクリックすると、Amazonの購入ページに移動します)
このお話は猫の家族の中で一人だけ、両親とも兄弟たちとも毛の色がまったく違って赤い毛色の「あかねこ」ちゃんのお話です。
家族は大好きだけど、自分らしさをわかってくれる場所を探してあかねこちゃんは旅に出ます。あかねこちゃんは「あかねこちゃんらしさ」を受け入れてもらえるのでしょうか。
ポプコレスタッフおすすめの絵本をご紹介するコーナー第4回目。
本好きのざしきちゃんと一緒にご紹介しようと思います。
ざしきちゃんはこの本を読んだことありますか?
いえ、今回初めて読みました。
かわいいイラストですね〜、店長好きそう。なんせ猫。(笑)
バレバレですね( ´ ▽ ` )ノ
やっぱりにゃんこが好きなので、表紙買いしたうちの一冊です。
でも、内容も良かったんですよ?
私は
「そのままの自分がよかったの」
って、ところ好きです。
この言葉が言えるってすごい。
私もそう思います!
毛色が一人違うあかねこちゃんを心配した両親と兄弟たちは
自分たちと似た毛色にしようと色々頑張るのですが、
赤い色の自分の毛並みがとっても気に入ってたあかねこちゃんは
「わたしらしさを わかってくれないのは かなしい」
と皆が寝静まった頃に一人でお家を出てしまいます。
あかねこちゃんの独立心がすごい。
でも家族を思い出して涙を湛えながら寝ているシーン・・・ホロリときそうです。
わたし的には家出されちゃった両親の気持ちを思うと泣きそうになりしたよ。
『自由』って孤独に耐えることでもあると思います。
でも、その孤独を乗り越えられるのって
「自分は愛されてる」という経験があってこそ。
なので、あかねこちゃんの両親は
「あかねこちゃんらしさを認める」ことは難しかったかもしれないけど、
子育てとしては成功なんじゃないかな〜と思いました。
子供を独り立ちさせないといけませんから。
へ〜。店長親っぽいですよ。
やっぱり立場で感じることが違うものですね。
「一応」がつきますが親ですよ(笑)
ドラマとかでも親目線で見るようになりましたし。
ん?そういえばざしきちゃんって子供・・・?
今いくつですか?
ふふふ。店長、レディに年齢を尋ねるなんていくら同性でも野暮というものですよ。
それでは、また。
あ〜、行ってしまった!
またよろしくお願いしますね〜!(もう姿は見えないけど)
話は戻りますが、この本は小さいお子さんだけでなく、
「ギャングエイジ」と言われ始める小学三年生ぐらいから思春期を迎える頃のお子さんにも是非読んでもらいたいです。
この頃って他人と自分を比較したり、
「みんなと同じがいいのかな」と悩んだり、「周りと比較した自分」をすごく意識して揺れ動く時期だと思います。
あかねこちゃんのように
「わたし べつに、しろくなんか なりたく ないの」
って言っても大丈夫なんだって、知って欲しいと思います。
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