こんにちは。

ポプコレスタッフハナコです。

本好きのざしきちゃんと一緒に、

今日はポプコレスタッフおすすめの

絵本をご紹介するコーナーをお伝えしますね!

 

第3回目は、

「もりのなか」です。

こちらも前2作と同じように、結構昔の1963年発行の絵本で、

お子さんたちよりも、パパ・ママ世代の方が

思い入れが強いのかもしれませんね。

私はというと・・・読んでいたのかもしれませんが

覚えていませんでした!

ただ、今の大人目線で読んでみても、素晴らしい作品だと思いましたので

その感想をお届けしますね。

 


「もりのなか」

 

文と絵:マリー・ホール・エッツ

訳:まさきるりこ

発行所:福音館書店

定価:1,000円+税

ページ数:40ページ

サイズ:19×27cm

もりのなか (世界傑作絵本シリーズ)

(※画像をクリックすると、Amazonの購入ページに移動します)

 

紙の帽子をかぶった男の子がラッパを吹き、もりのなかへ散歩に出かけました。

そこで出会った動物たちと一緒に散歩し、遊び、かくれんぼをする物語。

 

 

あらすじだけでいくと、本当に単純な話なのです。

 

 

確かにそうですよね。

ただ、表紙を見ても、動物たちと一緒にもりのなかを

パレードしている感じで楽しそう。

 

 

絵本のイラストは、全てモノトーンなんですけど、

不思議と暖かい感じがしていい感じです。

 

 

ハンカチ落としの場面でくまさん達が手をつないでいたり、

見れば見るほどいろいろおもしろい〜。

 

 

このお話、全然せかさないんです。

それぞれのペースで準備するのをみんなじっと待って、

一緒に散歩してる。

 

 

ほのぼのしてますね。

 

 

最後にお父さんが迎えにくるんですけど、

この男の子が動物と遊んでいたと言っても

特に驚かず、否定もせず。

 

 

私は、男の子がウサギを誘う感じもけっこうスキです。

ぜひチェックしてください。

 

 

<もしも私がこの絵本に入り込んでいたら・・・>

一緒に「もりのなか」で、かくれんぼうがしたい!

絵本のイラストの方が、100万倍素敵なのですが、

こんな感じのモノトーンの世界に入り込んで、

一緒にかくれんぼうがしたい!

場所は、絶対ライオンの隣!

見つかりたいような、見つかりたくないような・・・。

 

 

・・・私も入りたかった。(ポツリ)

 

 

ごめん!

ざしきちゃんも一緒に入ればよかった!

じゃあ、これで!

思っていたのと違います!

すぐに見つかっちゃう!

 

 

まあまあ。

目立っていいじゃない。

「もりのなか」を読むことによって、のんびり

穏やかな気持ちになれるかも。

心が荒れた時に読み返そう・・・。

 

それでは、また次回お会いしましょう!

 

 

スタッフハナコ

 

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