こんにちは。

ポプコレスタッフハナコです。

本好きのざしきちゃんと一緒に、

今日はポプコレスタッフおすすめの

絵本をご紹介するこのコーナー!

第2回目の今回オススメするのは、

「茂吉のねこ」です。

 

作者である松谷みよ子さんは、私にとっては「あかちゃんの本」とか、

ちいさいモモちゃん」なんかの方が身近に思っていたのですが、

この「茂吉のねこ」は、教科書にも出てくるとのこと。

覚えのある方も多いのでしょうか?

 



「茂吉のねこ」

 

文:松谷みよ子

絵: 辻司

発行所:ポプラ社

定価:1,000円+税

ページ数:32ページ

サイズ:24.5×21.5cm

茂吉のねこ (おはなし名作絵本 19)
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腕のいい猟師である茂吉は大酒飲み。

嫁の来てもなく、今では小さな三毛猫と暮らしている。

ある日、酒屋で身に覚えのない金額のツケがたまったといわれた。

そこへやってきた童子が茂吉のツケで酒を買っていて・・・

 

このお話は、秋田の民話が元になっているとのこと。

なんとなく、東北ってざしきちゃんが詳しそう。

 

 

それ、イメージだけですから!

でも、この時代は馴染みがあるかも・・・?

 

 

年幾つだよ!ざしきちゃん。

それはさておき、このお話はべったりしているわけではないけれども、

茂吉と猫の愛情がしっかり通っている感じがいいんですよ。

最後まで読まないとわからないけれども。

 

 

「おら やんだ。おら、茂吉 すきだもの」

(25Pです。チェックすべし!)

 

 

はい。

名言でました!

三毛猫ちゃんから出たこの言葉。

これに尽きます。

そしてこの言葉、絶対学校で流行ると思う。(笑)

ポプコレでも、ちょっと流行りました。

 

 

「おら やんだ。おら、ゆぎょのこと すきだもの」

 

 

ちょっと、オリジナルになっていますね。

(ゆぎょさん、好かれてますよ!)

このお話のすごいところは、ばけものに茂吉のねこが

いろいろ言われたり、強要されたりするんですが、

このねこちゃん自身の意思で、きっぱりと断っているところが

私すごいと思います。

お子さんに読んでもらって、間違ったこと、嫌なことに

ちゃんと「No!」と言うことのできる勇気を知ってもらえたらいいですね。

 

 

さすが、教科書に載っている話・・・。

 

 

<もしも私がこの絵本に入り込んでいたら・・・>

茂吉に一喝!

ツンデレとかいらんし!

もっとねこちゃんに優しくしてあげて!

(そろそろ気づいていらっしゃるかもしれませんが、

私はびよ店長と同じでねこ好きです)

 

 

前回のハリーといい、ハナコさん基本動物の味方なんですね。

 

 

そうなんです。

実は動物病院で働いていたこともあるもので・・・。

今後も、こういった偏った感想でお届けしますが、

みなさんどうぞお付き合いくださいませ。

 

それでは、次回もお楽しみに!

 

スタッフハナコ

 

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