おはようございます、びよびよです。
先週は
映画『ワンダー 君は太陽』の原作がめっちゃよかったんです〜ってことを
ざしきちゃんとお届けをしました。
映画『ワンダー 君は太陽』の原作を紹介しているのは<こちら>
今日はその続巻
『もうひとつのワンダー』をご紹介しようと思います。
この続刊は前作の『ワンダー』で語られなかった
ジュリアン、クリストファー、シャーロットの物語です。
(※画像をクリックすると、Amazonの購入ページに移動します)
作: R・Jパラシオ
訳: 中井はるの
出版: ほるぷ出版
サイズ:209×145mm
ページ:392P
定価:1500円+税
いじめっ子のジュリアン、オーガストの幼なじみのクリストファー、
優等生のシャーロットの3人の視点から語られる
「もうひとつのワンダー・ストーリー」。
この本の中ではオギーは脇役であり、オギーとの出会いによって
それぞれがどのように影響を受けて変化していったかを描いている。
(ほるぷ出版公式ページより抜粋)
続編ですね!!
今回は
前作『ワンダー』で描かれなっかた、
3つのワンダー・ストーリー
ってキャッチコピーが付いてます。
ね、続編きましたね!
作者であるR・Jパラシオさんの前書きには、
何故続編を書くことにしたのかも書かれていてこの導入部分ですごいワクワクしたんですよね。
だっていじめっ子のジュリアンの行いの背景を知ることができるんです!!
何故彼はあんな行動を選んだのか、
何故ジュリアンの両親はあんなことをしたのかを。
冒頭ですでに『ワンダー』でのジュリアンとは印象が違いますよね。
ジュリアンは確かに優しくない行いを選択してしまったけど、
彼の目線で進む物語のジュリアンは意外なほど普通の男の子ですよね。
どれほど意地悪な子なんだ!って思ってましたが、
ちゃんと反省もできる男の子。
彼のおばあちゃんの存在がとても大きいですよね。
おばあちゃん、とてもかっこいい!
あんな大人が近くにいてほしい。
実はね、私が原作読んだきっかけ、
映画がとてもよかったのが一番ではあるんですが、
ハナコさんに勧められたんですよ。
そうだったんですか。彼女も本好きですもんね。
読みだしてすぐ「面白い!」って思ったのですが
何故かぽかっと読むのが空いてしまって、彼女に
「ジュリアン編だけでも読んでみ!」と言われて
ジュリアン編から読みました(笑)
読んですぐ感想伝えましたもん。休みの日やったのに。
そしてそこからは2冊一気読みです。
休み明けまで辛抱できなかったんですね、店長ってば。
なんというか・・・凄い新鮮な目線ですよね。
ええ、本当にそう!
言葉にできない胸に迫るものがありました。
私ね、クリストファー編も好きです。
前作では本当にちらっと出てきましたがほぼ触れられることはなかったんですけど。
大人でもそうですが、行いを選択する難しい場面って沢山ありますよね。
その選択を沢山していく中でどんどん成長していく。
もしクリストファーが引っ越ししてなかったら・・・
彼はオギーとの付き合い方をどうしただろうとか色々考えちゃいます。
離れてわかることもありますもんね。
私はシャーロットの物語の方が好きかなぁ。
最初は「なんでシャーロット?」って思ってたんです。
オギーに意地悪はしなかったけど特別親切でもなかったし。
彼女こそとても「普通」な印象を受けました。
うん、そしてとても親切な女の子ですよね。
彼女にとってもこの一年はオギーと出会う事で大きな変化があって、
でもだからこそシャーロットの格言には彼女の一年の成長が伺えます。
私は女の子って大変だな、って思いました。
ざしきちゃん?あなたも女の子よ?(笑)
私は共感しやすかったなぁ。
「こういう気持ちわかる」って、一番感情移入しやすかった。
友達関係で悩んでいる女の子に読んでほしい。
ほんとに読書って人生を豊かにしてくれますよね。
うんうん、確かに!
トゥシュマン先生も前作から素敵なことを沢山言ってるんですが、
私はこれが一番好き。
「やさしく接するというのは、親切な行いへの第一歩だよ。」
(『もうひとつのワンダー』本文より抜粋)
是非読んでみてくださいね♪
ちなみに、ハナコさんとタリーちゃんがフリーマガジン「BRANBRAN.」さんで
ワンダーについて紹介した記事がこちら。
力入ってますね!
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