おはようございます!びよびよです。

 

今日は、昨日の

「防災頭巾ができるまで」

に引き続き

 

「防災頭巾カバーができるまで」をお伝えしようと思います。

 

 


 

 

背もたれ、座布団どちらにも使えます

 

 

 

「防災頭巾があるならカバーが必要でしょ」

と同時進行で作ることが決まったカバー。

 

 

もちろん、頭巾だけでも一応椅子に装着はできますが低学年をすぎると

椅子も大きくなるので、

 

背板に装着ができない(低学年でギリギリです)

 

 

そして何より、

頭にかぶる頭巾が汚れるのです。

 

 

特に低学年や未就学のお子様にとって

「自分で管理」はかなり厳しいのではないでしょうか。

 

 

今でも忘れられません。

 

授業参観の時に見た、

床に落ちたまま放置された汚れた防災頭巾を。

 

座布団タイプで装着するなら、なおさら汚れやすいですよね。

 

 

 

そして防災頭巾を持ち運びする時・・・

それは、新学期や修了式の

 

荷物がすごい増える時なので少しでも子供達の負担を減らしてあげたいですね。

 

 

 

まずは形とサイズで悩みました。

防災頭巾のサイズに合わせて大人の感覚でサイズを決めると、

小さいお子様には出し入れがきっと難しい。

 

なので、カバーをゆったり目に作ることで

小さなお子様も自分で出し入れできるようにしました。

 

 

娘の小学校は

 

「座布団タイプ」

「学校の椅子の背もたれにかけるタイプ」

 

どちらでも自由ですが、

どちらか一択で統一している小学校もあるらしい・・・。

 

ということで、

高学年用の椅子にも対応できるように2wayタイプにしたのです。

 

こちらは背もたれにかけたバージョンです。

 

背もたれの裏側に来る方にマジックテープがあることで、

ずるずる滑るのを防ぎます。

 

 

そして材料の組み合わせです。

 

同じキルト生地を使うのか?

全面同じ生地なのか、それとも生地を変えるのか。

 

色合いとデザインだけで決めると使い勝手が悪い、などなど・・・

 

 

ベルトの太さや色なども含め(あんまり細かったりペラペラだと痛いのです)、

タグの形や付ける位置も結構ギリギリまで変更しました。

 

 

そして試作をしてもらいます。
初見は

「おお!イメージ通り!」

と喜んだのですが、実際問題点もちょこちょこ出てきます。

 

 

ベルトの長さは、持ち方や体格に合わせて変えれるように

ベルトの長さは調整できる幅を少しでももたしたい。

すごい細かいところまでつつきます。

 

 

なので、

ベルトを一番短くすればトートバッグのように、

長くすれば斜めがけにできる長さで想定しています。

 

アジャスターとベルト送りは、完成品でみるとどうも変なので

また材料を変更しました。

 

 

手書きのメモにある通り、

実は最初バッグにはふたが付いていて

2カ所でマジックテープで留めるようにしていたのです。

 

これも実際作ってもらってわかりましたが、

「両端にマジックテープが2つより1つの方が

低学年、未就学のお子さまには簡単かな〜」

 

という話をしながら、

何度もフタを開けたり閉めたりしていると気付いたのです。

 

 

フタが付いていると

頭巾を取り出すまでにワンアクション多くなることに。

 

万が一有事が起きたとしても

「誰もがスッと素早く出せること」

 

が一番大事なので、ふたはなくしてマジックテープに変わりました。

 

 

こうした紆余曲折を経て

防災頭巾カバーは世に送り出されたのでした。

 

 

 

 

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